みなさんは、本を読みますか?
全国大学生協連(東京)は2018年2月の調査で大学生が1日の読書時間が0分と回答した割合が53%だったそうです。この数字にすごく驚きを感じました。本を読むだけで半分の人よりも上位に入れるって凄くないですか?
しかし、世の中には様々なビジネス書があります。これは本当に困ることなんですけど、「読んだけれど何も学ぶことがなかった。」という本も多く存在しているのは事実です。
今回、紹介する内容は『読めば、こんな悩みを解決できます!』とポイントを分かりやすく解説していますので、きっと役に立つでしょう!気になる1冊があれば詳細を書いている記事も貼っておくので参考にしてみてください。
- 30代〜40代におすすめのビジネス書まとめ
- さあ、自分の才能に目覚めよう
- 学問のすすめ
- 人を動かす
- 世界一やさしい問題解決の授業
- 無印良品は、仕組みが9割
- 伝え方が9割
- 「話し方」の心理学
- 嫌われる勇気
- 学びを結果に変えるアウトプット大全
- メモの魔力
- 論語
- 論語と算盤
- 超訳孫子の兵法
- 韓非子
- ドリルを売るには穴を売れ
- 売れるもマーケ 当たるもマーケ マーケティング22の法則
- 0秒で動け
- ポケットブック影響力の武器
- 文章術のベストセラー100冊のポイントを1冊にまとめてみた。
- 影響力の武器
- 最後に
30代〜40代におすすめのビジネス書まとめ
こんな言葉があります。
「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶー。」
愚かな人は自分の成功体験や失敗体験に学んで行動をする。逆に賢い人というのは数多くの成功者や失敗者から学ぶというわけです。本は数多く先人たちから様々なことを学べます。
自分の経験だけで生きるよりも様々な本に出会い、数多くの成功者の経験を疑似体験する。それこそが歴史を学ぶということでしょう。
30代サラリーマンおすすめのビジネス書まとめ
さあ、自分の才能に目覚めよう
自分の学ぶべきことが分からない
自分の得意なことを知りたい
おすすめポイント
この本は必読書です。なぜなら自分の『才能・強み』を知れるからです。
書籍には珍しい、ウェブテストの付録が付いています。世界中でベストセラーになった本です。ストレングス・ファインダーといわれていて自分の才能・強みを知る事ができるんです。
「苦手なことを克服したい!」と思っている方は多くいるのではないでしょうか。ぼくもそうでした。でも、この本を読んで180度考え方が変わりました。強みを伸ばすことが大事なんだと。
実は苦手な事に打ち込むのは苦痛です。さらに自分自身にも悪影響を与かねません。満足な生活を送るためには自分の才能を活かしてく事が大事である。と本書では言っているんです。
「努力すれば何にでもなれる」という格言を信じて努力すれば何者にでもなれるのでしょうか。本書の答えは『ノー』です。自分の才能・強みを伸ばしていくことを大事ということを読めば知れます。
古本屋、メルカリなどのフリマアプリで購入するのは要注意です。自分の強み・才能を知れるウェブテストはコード入力で1度きりなので使われた本が出回っています。ぼくも最初はメルカリで購入しましたがコードは使えずに書店で再購入した苦い経験があります。
学問のすすめ
なにを学ぶべきか分からない
自分の将来が不安でたまらない
目標が明確になっていない
おすすめポイント
学ぶ大切さを教えてくれる本です。著者の福沢諭吉は、明治初頭の世界が変わっていく中で強国アメリカや英国と比べて日本という国が世界から見て活躍できるのかを考えました。その答えは日本国民全員が学び、能力を高めることで日本が世界でも活躍できる。と説いています。
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」の有名な言葉は、この書籍が元です。この言葉には続きがあります。『生まれた時には差はないけれども、生きていくなかで学問を学ぶか学ばないかで差が生まれてくる』というのです。
『学ぶことの大事さを学べる』1冊でしょう。
人を動かす
人付き合いや仕事の人間関係で悩んでる
人に感動を与えたい
周りの人と良好な関係を築きたい
おすすめポイント
人付き合いの極意が、この一冊に詰まっています。人と付き合うことはビジネス、プライベートでも必ず起きることです。では、そんな人付き合いをうまくできるコツは?
この『人を動かす』に全て集約されています。
人を動かすというタイトルなので、人に指示をして動かす様な印象がありますが全く違います!相手の立場に立って行動する為には、何が必要になってくるのか?
例えば、簡単なように思えるが相手の名前を覚える。これだけでも人付き合いがうまくいきます。
『会社は大きくなるほど冷たくなっていく。冷たい会社をあたたかくするには人の名前を覚える事である。なぜなら、人間は自分の名前に非常に誇りを持っているからである。』本書ではそのように書いています。
名前を覚える。笑顔を忘れない。というような内容が書かれています。「そんな簡単なこと?」って思う方もいるでしょう。そんなことでも実は、実践している人って結構少ないんですよね。
50年以上前に書かれた本ですが今でも世界中の多くの方の愛読書になっている理由が読めば分かるでしょう。
世界一やさしい問題解決の授業
渡辺健介著
難しい本を読みたくない
困っていることの解決策が分からない
おすすめポイント
世界最高峰のコンサルティング会社のマッキンゼーで学んだ著者が問題解決の考え方を中学生にも分かるように解説してくれています。問題解決は、持って生まれた才能ではなくて癖であると言っています。
考える癖を身につければ問題解決を行えるということです。大きな問題も難しい問題も小さく分ける事で原因が見けられる解決の『コツ』が分かりやすい事例で書かれています。
無印良品は、仕組みが9割
良品計画会長 松井 忠恕著
自分だけ一生懸命やっていて周りの人と共感できない
周りの人に対して「なんでこんなことできないの?」と思うことが多い
おすすめポイント
仕事をする上で大事な仕組みづくりについて書かれています。
仕事はシンプルに考えて仕組みを作ることが大事です。
赤字38億円の良品計画(無印良品)でV字回復を実現した経営者が仕組み作りの方法を公開している書籍です。タイトルの通り、仕組み作りが業績をあげるうえで大事なことです。自分が今行っている仕事をマニュアル化する事で改善を早い段階で行う事が出来ます。具体的な事例で解説しています。
伝え方が9割
佐々木 圭一著
相手にうまく自分の気持ちが伝わらない
イエスを言わせるテクニックを学びたい
おすすめポイント
伝え方にはシンプルな技術があります。
「ノー」を「イエス」に変える技術。強い言葉を作る技術。などを紹介しています。
誰にでも相手に強い印象を残す言葉は作れます。
続編の『伝え方が9割②』というのも発行されていますのでこちらもオススメです。
「話し方」の心理学
自分の思ったことが伝わらない
プレゼンで誰も自分の話を聞いていない
おすすめポイント
必ず相手を聞く気にさせるテクニックが書かれています。全米で50年に渡り語り継がれてきたビジネス&コミュニケーションの古典的名著です。
聞く気のない相手を惹きつける、言いたいことをストレートに伝える、飽きさせないスピーチをする。などビジネスパーソンに役に立つ内容ばかりです。
嫌われる勇気
自分を好きになれない
人付き合いに不満がある方
周りの人を気にしてしまう
おすすめポイント
周りの人に影響をされない生き方を学べる一冊です。人の評価を意識して働いていても意味がありません。だって、人は変えられないですから。自分を変える事が大事であり、いちいち他人の評価を気にしている事が無駄だという事が分かりました。
自分のことを見つめ直せる大事なことが書かれています。
学びを結果に変えるアウトプット大全
スキルアップしたいけど、うまくできない
アウトプットの方法が知りたい
おすすめポイント
スキルアップの為の勉強法を学べます。抽象的でなく具体的に教えてくれています。タイトルはアウトプット大全となっていますが、インプットの方法を教えてくれます。
本書ではアウトプット3割・インプット7割の時間で行うことがよいとされています。例えば、本を読み続けて(インプット)もアウトプット(誰かに話すなど)しなければ知識として活用できないというわけです。
いかに、アウトプットが大事かを教えてくれる本です。
メモの魔力
アイデアが浮かんでこない
自分のやりたい事が見つからない
おすすめポイント
『メモの魔力』というタイトル通り、メモについて書かれている本です。メモというと記録を残す目的として行うことをイメージされる方もいますが、本書では生産性の上がるメモの取り方を解説しています。
3段階のメモの取り方で、まずは事実(ファクト)を書いた後に抽象的にその事実をメモしてみる。そうすることで事実に対しての転用化ができるということです。具体的な事例や実際に著者の前田さんのメモした内容も掲載されていて良本でした。
アイデアが浮かばない方にぜひ読んでいただきたい1冊です。
論語
佐久協 監修
哲学を学びたい
論語に興味あるけど、どの本にして良いか分からない
おすすめポイント
有名な『論語』の解説本です。その中でも特に簡単に解説されている本です。
論語とは中国春秋戦国時代に孔子という人物が弟子に哲学を教えていました。その教えを孔子なき後に弟子がまとめた書物です。人の根幹である考え方が学べる最強の哲学書です。
簡単に解説をしてくれている1冊です。
論語のおすすめの本のまとめも記事にしています。
論語と算盤
大切にできる志が見つからない
おすすめポイント
さきほど紹介した『論語』は、中国の春秋時代(今から約2500年前)に活躍した孔子と、その弟子たちの言語録であり、その卓越した内容から様々な国で現在まで大きな影響を及ぼしています。「人はどう生きるべきか」「どのように振る舞うのが人として格好良いのか」を学ぼうとする基本的な教科書になっていました。
著者の渋沢栄一氏はこの論語の教えを実業の世界に植え込むことによって「金で買えないものはない!」「利益が上がれば人を騙しても良い」という欲望のエンジンを事前に防ごうと試みたのです。
『論語と算盤』とはまさしくこの思想を体現した1冊なのです。
超訳孫子の兵法
仕事の戦略の立て方が分かる
ライバルを突き放したい
おすすめポイント
奥が深いです。ほんと深い。
孫子の兵法は2000年以上前から受け継がれ現在でも多くの経営者の愛読書となっています。
戦い方が書いてありますが、極意は「戦わずして勝つ」です。孫子の兵法は『兵は国の大事なり』という内容から始まります。これは戦争をはじめる前に慎重になれという事を戒めています。なぜなら戦争には人の生死、国家の存亡がかかっているからです。
よって戦わない事が最前の方法だという事です。
現在のビジネスパーソンの愛読書にもなっている納得の1冊です。
紹介した『超訳孫子の兵法』は入門書としておすすめの1冊です。
韓非子
組織・チームを統治する為に必要な考えを学べる
ルール作りに必要な考え方を学べる
中国の古典に興味がある
おすすめポイント
中国春秋戦国時代の韓非子が残した書物です。そんな古い本が本当に今の時代の会社のルール作りに役に立つのか。答えはイエスです。だからこそ2000年以上前の書物が現在まで受け継がれているのです。
韓非子は法による厳格な支配を主張する法家思想を持つ人物でした。法で人民を支配する為に人は生まれながらに悪であるという性悪説の考えから法(ルール)を作るべきだとしています。秦の始皇帝(キングダムで有名ですね)に「この作品の作者に会って話し合えるならば死んでも構わない。」とまで言わせた書物です。
ドリルを売るには穴を売れ
マーケティングに興味がある
マーケティングの基礎を知りたい
おすすめポイント
本書のタイトルの通り、お客は「穴」という価値を得るための手段として「ドリル」を買っているということです。穴を掘りたいからドリルを購入するわけです。
よって目的は穴を掘ることであり手段であるドリルに価値があるわけではないという事です。
お客は価値に対してモノを買うので、価値の本質を見極められないとマーケティングの成功はないということです。
売れるもマーケ 当たるもマーケ マーケティング22の法則
マーケティングがうまくいかない
価値のあるサービスが提供できない
おすすめポイント
マーケティングの役に立つ22の法則を具体的な事例をもとに紹介されています。20年以上前の本ですが違和感なく読めます。始める事よりも止める事が大事だという法則がありました。人はどうしても現在、行なっている事業やサービスを止める事に抵抗があるものです。マーケティングは、やめる勇気も大事だという事です。
0秒で動け
行動が全くできない
他人が気になって意見を言えない
自分の存在感が出せない
おすすめポイント
本書のタイトル通り『0秒』で動ける行動力を得られるための方法が書かれています。まずは結論を出して行動をすることが大事だといわれています。よくやりがちな事は最後の木曜やゴールを設定しないままに作業や仕事をはじめてしまって、「最終的に何が言いたいの?」と自分も分からなくなってしまうことですね。
行動力を必要としているあなたに是非、おすすめしたい1冊です!
ポケットブック影響力の武器
難しい本は読みたくない
『イエス』と言わせたい人がいる
心理学の基礎を学びたい
おすすめポイント
ベストセラーとなった心理学の本『影響力の武器』のポケットブック版です。入門書としておすすめしたい1冊です。
相手に『イエス』と言わせるために必要な方法が21の具体的な事例と合わせて紹介されています。目に鱗の内容です。簡単な解説書なので簡単に読めてしまいます!
文章術のベストセラー100冊のポイントを1冊にまとめてみた。
文章を書くのがうまくなりたい
文章力UPのノウハウ本が多すぎてどれを読んでいいか分からない
文章が上手い人が実践しているポイントを簡単に知りたい
おすすめポイント
文章力のノウハウ本100冊の内容が1冊に詰まっています。時間がなくポイントや要約をいち早く知りたい方に必読です。
文章力をうまくなりたい方に是非とも読んでいただきたい1冊です。ほとんどの文章に関する本で書かれていたコツは『シンプルに書く』ということです。なるべく多くの文章を書きたくなりますが必要でない言葉はなるべく削除することで相手に伝わるというわけです。
他にも本当に勉強になる文章のコツが書かれています。
影響力の武器
マーケティングや営業の仕事に関わっていて成績をあげたい
心理学を学びたい
おすすめポイント
アメリカを代表する社会心理学者のロバート・B・チャルディーニのベストセラーです。人の態度や行動を変化させる心理的な力について具体的な事例をもとに解説する本書は、科学的知識に基づいて書かれており専門家の間でも高い評価を得て今でも世界中の多くの人に読まれ続ける1冊です。
最後に
30代サラリーマンのぼくが読んで本当に良かったビジネス書を紹介させていただきました。
アナタもぜひビジネス書を手に取ってみては、いかがでしょうか。
他にもオススメ本まとめを記事にしています。
時間がなくて本が読めない方におすすめのアプリも紹介しています。