読書というのは様々な効果がある素晴らしいものです。思考力を伸ばしたり、想像力を豊かにし、苦しい時に前進する勇気を与えてくれます。
そんな素晴らしい読書ですが、ただ読んでいるだけでは無意味なものになってしまいます。作者が本当に伝えたかったことやあなた自身で活かしていくことができないからです。
そこで重要になってくるのが本を内容を読み解く力と言われている『読解力』です。『読んで理解する力、読み解く力』ということです。
今回の記事では、読書で非常に重要といわれる読解力を劇的に上げる3つの方法である『量より質・アウトプット・語彙力』についてお伝えしていきます。
読解力を鍛える3つの方法
量より質が大事
たくさんの本を読めば読解力は上がるというのは実は勘違いです。読む量よりも質が大事なのです。
作家の佐藤優氏も著書『読解力の教科書』の中でも本を日頃からたくさん読んでいるのに、読解力が低い人もいる。読解力と読書量は比例しないと書いてあります。
読解力の最終目標は『行間を読む』ことであると書かれています。行間を読むというのは、言葉の意味を超えて本当にその人が伝えたかった本質を理解できることだといいます。
がむしゃらに読解力を鍛えようと思って本をたくさん読んでも効果はあまりみられないということです。
ぼくが読書の質を高め読解力を鍛えるのにオススメしたいのは、同じテーマの本を何冊かまとめて読むということです。
テーマにするのは今あなたが気になっていることや悩んでいることでよいでしょう。例えば、悩みとして人と話すのが苦手だと感じていれば『コミュニケーション』をテーマにした本を何冊か選べばよいということです。
小説であれば同じ作者の本を何冊かまとめて読むのがよいでしょう。
何冊か読み進めていくと、最初は気にならなかったことが点と点が繋がるように言葉の意味というか本質に気づくことが出てきます。それこそが『行間を読む』ということだといえます。
ぜひ、テーマを決めて読書の質を上げながら読解力を鍛えましょう。
アウトプットする
読書をするときは読み終わったら誰かに説明をするという課題を自分に与え(実際は説明しなくても大丈夫です)メモをしながら行いましょう。それがアウトプットです。
メモは後から読み返すこともできるので非常に役に立ちます。小学校の頃の読書感想文のようなイメージです。
読み終わったら誰かに説明するという目的を持って読み進めていく方が記憶にも残りやすいですし、読解力を鍛えることができます。
読む・聞くという行為はインプット、書く・話すはアウトプットの行為に分類できます。学びを結果に変えるアウトプット大全の著者である樺沢紫苑氏は本書の中で『インプットとアウトプットの黄金比は3:7である』と言ってます。
読書に当てはめれば時間のうち、3割は本を読んで7割の時間はメモを取ったり、言葉の意味を調べたり、ポイントを整理している方が記憶に残りやすく理解が深まります。
ぼくがアウトプットの実践として行っているのは読書した本をブログで紹介することを考えながら読み、読み終えたら実際に記事を書いています。読書を続けていく中で、あなたなりのアウトプットを見つけていけば良いでしょう。
語彙力を増やす
読解力を鍛えるためには『語彙力』自分の言葉の引き出しを増やしてきましょう。
本を読み進めていくと誰にでも当たる壁があります。それは意味の分からない言葉が出てくることです。
この意味の分からない言葉をめんどくさいからといって読み飛ばしてしまうと残念ながら読解力を鍛えることができません。
語彙力を増やしていくことは自分の中で多くの言葉を理解していくという事です。冒頭で読解力とは文章の本質を理解する事であるといいましたが、文章は色々な言葉から構成されているので言葉の意味を分からなければ本質を理解することはできません。
そんなこと言ってますが、ぼくも実際は本を読んでいて意味の分からない言葉が出てきたら飛ばして読みたくなってしまいます。少し面倒だと思ってもGoogleで言葉を検索すれば数秒で終わりますので読み飛ばすのをクセにしないようにしましょう。
あなたが普段から触れている専門分野の書籍であれば、聞きなれない言葉はそんなに出てこないでしょう。
いわゆる古典文学なんかを読むと非常に聞いたこともない分からない言葉が実に様々登場してきます。夏目漱石とか太宰治とかですね。ぼくはこのような古典文学を読む時はアマゾンが提供しているサービス『Kindle Unlimited』で読むようにしています。
理由は2つあって、検索機能が付いているのでタップするだけですぐに辞書機能で教えてくれるのと古典文学は基本的に無料で読むことができるので節約になります。
語彙力を増やすのは古典文学が実は、大変おすすめです。
例えば、夏目漱石のデビュー作で超有名な『我輩は猫である』に猫の主人に対して、『牡蠣的主人』という語彙が多々出てくるんですが読み飛ばしてはもったいない。
意味は牡蠣の英単語でオイスターには無口という意味も含まれているようで『無口な主人』という意味だということです。
なんか面白いですよね。そういうふうに言葉の意味を調べながら物語を進めていくだけで語彙が増えて読解力が鍛えられていきます。
気になった言葉はメモしていくとなお良いでしょう。
読解力を鍛えていくと困ること
読解力と鍛えるために読書をすると困ることは大きく2つあります。
それは『時間』と『お金』です。最後に効率的に読書ができるように時間とお金を節約できる読書術も紹介していきます。
読書で時間を節約するのは
読書で時間を節約する方法は無駄な本を読まないよいうことです。
同じテーマの本を選んで読むことで質の高い読書になるとお話ししました。ですが、『コミュニケーション』というテーマだけでも世の中には実にたくさんの書籍が出版されています。
総務省統計局によると、令和元年(2019年)の総出版数は71,903冊でした。 1ヶ月にすると約5,992冊、1日にすると約196冊も発売されているということになります。(速読読書館より引用)
この記事を読んでいる間にも本はどんどん出版され続けています。
そんな無駄な本、いわゆるハズレ本を読んでしまわないように活用していただきたいのが本の要約サイトです。昔の古典文学であれば、現在まで読み継がれているわけですからあなたの嗜好に合わないのは除いて良本であるといえます。
ビジネス書関連は非常にハズレ本が多いのが現実です。そこでビジネス書の要約がまとめられている『flier(フライヤー)』を活用することをオススメします。
無料版と有料版がありますが僕は有料版を利用しています。有料版でもハズレ本を買うくらいのリスクを考えれば断然コスパがいいです。まだ利用されていない方がいたらぜひ、チェックしてみてください。
読書でお金を節約するのには
読書でお金を節約する方法は、お金を払って本を買わなければ良いのです。読書で1番お金が掛かってしまう方法は書店で購入してしまうことです。
ぼくも書店で本をよく買っていた頃があり「えっ!この内容で2,000円だったの?」という経験がよくありました。
そこでぼくがお金を掛けずに読書をする方法として行っていることを紹介します。まずは、本当に自分が買うべき本なのかを先ほど紹介したビジネス書の要約サイト『flier』でチェックをします。
『flier(フライヤー)』で本当に読みたい本を見つけたら、アマゾンが提供している電子書籍サービス『Kindle Unlimited』で無料で読める書籍かを探します。
『Kindle Unlimited』で見つけられなければ、『メルカリ』で検索して購入をする流れです。『メルカリ』でも出品がない本であれば、はじめて書店で購入するようにしています。
ぼくは、昨年の読書数が128冊でしたので全て書店で購入した場合は年間約20万円のコストが掛かります。しかし、節約術を活用することでコストは1/3以下に抑えられています。
ぜひ、参考にしてみてください。
まとめ
今回の記事では読解力を鍛えるための方法として3つのことを紹介させていただきました。読解力を鍛える方法として『量より質・アウトプット・語彙力』の3つが大切であるとお伝えしました。
読書というのは本当に素晴らしいもので私たちを豊かにしてくれます。そんな素晴らしい読書ですが『時間』と『お金』も掛かってしまうのは事実です。
合わせてぼくが実践をしている読書の節約術も紹介させていただきました。
今回の記事で参考にさせていただいた書籍です。