ぼくは読書記録を取っているのですが2021年には128冊の本を読んでいました。読んだ本の多くはビジネス書です。
仕事をしていく中で、辛いことや苦しいこともたくさんありました。今回の記事では、そんな筆者が仕事の悩みを解決できた本当に役に立ったビジネス書を紹介していきます。
世の中には様々なビジネス書が溢れていて何を読んで良いのか悩みますよね。
インターネットでも良くおすすめのビジネス書がまとめられています。しかし、その多くはアマゾンや楽天のランキングをまとめた内容になっています。
この記事では筆者が実際に読んだビジネス書から必読すべきビジネス書と年代別に役に立つビジネス書を紹介しています。ちなみに筆者は30代の会社員です。
正直、悩みに悩みました・・・みなさんに本当に紹介したいビジネス書を本棚から引っ張り出して読み返したくらいです。
最後には、合わせて筆者が行なっているビジネス書の効率的な読み方とビジネス書を読むのに役に立つサービスも紹介していきます。
必読すべきおすすめのビジネス書
まずは年代を問わず必読すべきビジネス書を紹介していきます。
必読のビジネス書といえば実に多く思い浮かんでしまいました。今回、必読書として選んだのはテクニックではなく考え方、心構えが学べるビジネス書を厳選しました。
よく「一昔前のビジネス書は役に立たない」ということを耳にします。僕もその声には一部だけ共感できます。たしかに時代に合ったテクニックが中心に書かれているビジネス書は出版から何年も立った後に読んでも役に立たないでしょう。しかし、仕事の考え方や心構えが書かれたビジネス書であればいつの時代でも通用するのです。
そのような理由から『仕事に向き合う考え方、心構え』が学べるビジネス書を年代に関わらず必読書として厳選しました。
7つの習慣
『7つの習慣』は全世界で販売部数3,000万部を超え、20世紀に最も影響を与えたビジネス書の1位として輝いています。
本書で「10年後、20年後、50年後、100年後でも通用する内容なのか」という問いに著者のスティーブン・R・コヴィー氏は「変化が大きいほど、困難なチャレンジであるほど、『7つの習慣』の持つ意味も大きくなる」と答えています。
実際に今の僕たちの生きる現代も変化の激しい時代です。そんな時代でも『7つの習慣』は現在でも関連書籍も多く出版されており、著者のスティーブン・R・コヴィー氏の回答は正しものだったといえます。スティーブン・R・コヴィー氏は、いわゆる成功した人たちの共通点を研究して、長期的・継続的に好ましい結果を手に入れるために必要な習慣を7つまとめたものが本書の『7つの習慣』です。
著者のスティーブン・R・コヴィー氏は自分の未来を切り拓くための奥深いアドバイスを分かりやすく教えることに生涯を捧げ、世界でもっとも影響力のあるアメリカ人25人の1人として『タイム』誌に選ばれています。
京セラフィロソフィ
『京セラフィロソフィ』は京セラ株式会社の創業者である稲盛和夫氏の考え方、生き方の原点のエキスがたくさん詰まっています。例えば、方程式『考え方×情熱×能力』で人生・仕事の結果を決まるといっています。いかに能力が高く、情熱があっても考え方を間違えてしまえば仕事も人生の結果も最終的には間違えてしまうのです。このようにビジネスの世界に身を置く方々に対して羅針盤となって良い仕事、人生を送れるような内容が集約されています。
著者の稲盛和夫氏は『京セラフィロソフィ』の他にも『生き方』、『考え方』、『人生と経営』、『アメーバ経営』など実に様々な著書があります。その数多くのビジネス書の中から『京セラフィロソフィ』を選んだ理由は、フィロソフィ=哲学・考え方でありますから、まさしく京セラフィロソフィ株式会社が日本を代表する会社に築けあげた考え方が集約されているからです。
夢をかなえるゾウ
『夢をかなえるゾウ』はダメダメなサラリーマンの前に現れたゾウの神様ガネーシャが教えることをするだけで人生や仕事の成果が変わることをストーリー形式で進んでいきます。教えは靴を磨くことや、募金するということから毎日感謝する、会った人を笑わせるなど実に様々で思わず「はっ!」としてしまう内容も多くありました。
『夢をかなえるゾウ』シリーズは2022年7月現在5作品出版されておりベストセラーになっています。
著者の水野敬也氏は『夢をかなえるゾウ』シリーズ以外にも恋愛体育教師・水野愛也の愛称で『LOVE理論』という恋愛に役立つ書籍なんかも書かれています。この『LOVE理論』も実に面白い作品ですが今回の記事のテーマにだいぶ外れてしまうので割愛させていただきます笑
論語コンプリート
論語とは今から約2500年という遥か昔の春秋時代に生きた孔子という人物の哲学・考え方を後世に残そうと孔子の弟子たちが編集をして完成させた書です。大ヒット作品『キングダム』の舞台よりもさらに昔の時代から現在まで読み継がれている論語はまさに年代に限らず読むべき必読書といえます。しかし、論語に関する書籍は実に多くあります。その中で『論語コンプリート』は読みやすく最高の入門書といえます。
論語は何十年と読み続けることで、また違う発見が何度も生まれる不思議な書です。論語の中で筆者の好きな言葉を1つ挙げるとすれば『忠恕』です。忠恕は簡単にいえば、自分に正しくあり、周りの人にまごころを持って生きるという意味です。あなたも論語を読めばきっと自分にとって大切な言葉を見つけることができるでしょう。
新入社員の方におすすめのビジネス書
新入社員の方におすすめしたいビジネス書は考え方、心構えのビジネス書が中心です。
考え方、心構えの書かれているビジネス書は必読書でも紹介しましたが、新入社員の方におすすめするのは簡単に読みやすいビジネス書を厳選しました。
入社1年目の教科書
『入社1年目の教科書』は仕事に対する向き合う方法を50の具体的な項目を挙げて実に分かりやすく教えてくれます。まず、著者の岩瀬大輔氏は本書に仕事における大事な3つの原則を伝えています。『頼まれたことは、必ずやりきる・50点で構わないから早く出せ・つまらない仕事はない』が仕事における3つの原則です。この3つの原則は筆者は今でも大事にしています。
新入社員の頃に絶対読んで欲しい仕事の向き合い方が分かる1冊です。
さあ、才能に目覚めよう
『さあ、才能に目覚めよう』は自分の強みの活かし方を解説をしてくれます。その前に「自分の強みなんて分からない」と思う方も多くいらっしゃるでしょう。なんと『さあ、才能に目覚めよう』には自分の強みを無料で教えてくれるウェブテストのアクセスコードまで付いているのです。
『さあ、才能に目覚めよう』の中では自分の強みを活かす大切さが書かれています。よく自分の弱点を克服しようという声を聞くことがありますが、本書ではそれを全力で否定しています。なぜなら研究結果で従業員の弱みに着目した働き方をすると非生産的で意欲がなくなってしまうことが分かったのです。
自分の強みを見つけてくれるウェブテストは『ストレングス・ファインダー』と呼ばれるものでアメリカ心理学会から強みの心理学の父として表彰されたドナルド・O・クリフト氏が発明され世界中で利用されています。書籍を読まなくてもテストを実施するだけでも価値があります。アクセスコードが1回だけ利用できるので中古本で購入してしまうと利用できない可能性もあるので注意が必要です。
筆者もウェブテスト『ストレングス・ファインダー』のおかげで自分の強みを見つけることができました。
人を動かす
『人を動かす』は人間関係の悩みや問題を解決することができる世界中で今でもベストセラーにもなっているビジネス書です。人を動かす原則、人に好かれる原則、人を説得する原則、人を変える原則など様々な場面での人間関係の問題を解決できる原則を紹介しています。その原則は例えば『人の立場に身を置く』や『笑顔を忘れない』や『まず、ほめる』というような私たちが分かっているようで実はあまり実践出来ていないことの大切さを教えられ、日頃の行動を見直すきっかけにもなります。
嫌われる勇気
『嫌われる勇気』は心理学の三大巨頭と評されたアルフレッド・アドラー氏の思想を哲人と青年の対話形式で1冊に凝縮された人間関係の悩みを解決できるビジネス書です。『嫌われる勇気』というタイトルを聞くと「どういうこと?」と理解に苦しむ方もいると思います。人は誰にもで周りの人に認められたいとか、周りの人と比べて自分を評価してしまうことがありますよね。これはいわゆる承認欲求という人間に備わった本能といえます。アドラー氏の心理学はこの承認欲求こそが人間関係での悩みの種を増やし、結果として不幸せになってしまうと伝えています。
周りの人に何と思われても関係はない、むしろ嫌われてしまうくらいの勇気があった方が人生を幸せに生きることができるのです。なぜなら他人の行動は変えることはできず、変えられるのは自分の捉え方や行動だけだからです。
アドラー心理学の入門書としても非常に読みやすく、読み応えのある1冊です。
チーズはどこに消えた
『チーズはどこに消えた』はネズミのスニッフとスカリー、小人のヘムとホーが迷路にチーズを探す物語がメインに書かれています。この作品の『チーズ』とは私たちが人生で求めている幸せ(仕事、家族、金銭、健康など)を象徴しています。隠されたチーズを探す『迷路』は私たちの追い求めている場所(会社、家庭、地域社会など)を象徴しています。
ネズミと小人は、ある日迷路に出かけ大きなチーズを見つけます。ネズミは立ち止まることなく迷路に隠された他のチーズを見つける旅に出かけるのですが、小人は見つけたチーズから離れることはせずに日々を過ごしていました。そんなある日、そこにあったチーズが綺麗さっぱり無くなっていてー。そこで、小人が気付いたこととはー。
物語の中での『チーズ』と『迷路』は私たちに変化を起こす大切さを教えてもらえます。
20代におすすめのビジネス書
20代の頃を振り返ると悩んだことの多くは、仕事の進め方と人間関係の2つでした。
そんな20代のビジネスパーソンの多くの方が悩んでいる2つの問題を解決できるビジネス書を厳選しました。
ビジネススキル図鑑
『ビジネス図鑑』はすべての会社、あらゆる仕事に使えるビジネスパーソンが身に付けるべき50種類のスキルを厳選して解説しています。自分が本当に今後学ぶべきスキルを見つけることができます。
50種類のスキルの中に『読書』もあります。多くの本を深く読むこともビジネスパーソンに求められるスキルであると著者の堀公俊氏は解説しています。なぜなら知識や情報を得るのに、読書ほどコストパフォーマンスの良い方法はないからです。先人たちの智恵を読書から多く学ぶことができます。
世界一やさしい問題解決の授業
『世界一やさしい問題解決の授業』は著者渡辺健介氏が世界最高峰のコンサルティング会社マッキンゼーで学んだ問題解決の考え方を中高生でも分かるように解説をしてくれるビジネス書です。
『世界一やさしい問題解決』で紹介する考え抜く技術と考えぬき、行動するクセを身に付ければ仕事の問題はもちろん日常に起きる問題を解決することができます。本書では文化祭のバンドを盛り上げるための問題解決やパソコンが欲しい子供がどのような方法で購入するのが1番良いか。など具体的な事例から問題を解決する方法を教えてくれます。
学びを結果に変えるアウトプット大全
『学びを結果に変えるアウトプット大全』は科学的根拠から自己成長を加速させ、人生を好転させる方法を解説しているビジネス書です。自己成長の秘密はインプットでなくアウトプットであるということです。
インプットとは脳の中に情報を入れる『入力』でアウトプットとは脳の中にある情報を処理し外に『出力』することです。自己成長するためにたくさんの人はアウトプットを行なっていますが実は本当に大事なのは外に出力することであると著者の樺沢紫苑氏は本書で解説しています。インプット3割、アウトプット7割が自己成長できる黄金比率です。では、「どのようにアウトプットしていけば良いのか?」その疑問に答えてくれるのが本書の『学びを結果に変えるアウトプット大全』です。
考具
『考具』は仕事のアイデアが思い浮かばないビジネスパーソンにアイデアnの見つけ方、使い方を教えてくれるビジネス書です。考えるために必要な道具、考え方をタイトルにもなっている『考具』と呼んでいます。
アイデアを考えろと言われても、その考え方を教えてくれる上司や先輩は少ないでしょう。むしろ皆無かもしれません。どのように考えるのかを教えてくれる『考具』は目から鱗の1冊です。
30代におすすめのビジネス書
筆者と同世代の30代の方におすすめしたいビジネス書は実に様々あります。数え上げたらキリが無くなってしまうので、ここでは仕事を深く掘り下げていくのに役に立ったビジネス書を紹介していきます。
話し方の心理学
『話し方の心理学』は全米で何十年にわたり語り継がれてきたビジネス向けコミュニケーションの古典的名著です。『話し方の心理学』では前提として人と分かり合えることの難しさが書かれています。これは理解してくれる前提で話をするのでなく、理解してくれない前提で話をすることの大切さを教えてくれます。
筆者のぼくも30代を過ぎると内部だけでなく外部のたくさんの方と話しをする機会が非常に多くなりました。『話し方の心理学』は相手に好感を与えたり、話を聞く気にさせる具体的なテクニックがたくさん書かれています。
だから、僕たちは組織を変えていける
『だから、僕たちは組織を変えていける』は現状に違和感を持ち、組織を変えたと思う人向けに書かれたビジネス書です。本書では、まず現在の組織が出来上がった歴史から学び、時代が変化した『今』に合った働きやすい組織にするための考え方や見直すべき行動が図解やイラストでビジュアルに解説してくれているので非常に分かりやすいです。
教える技術
『教える技術』は行動科学を使ってデキる人を育てられる教え方が学べるビジネス書です。30代を超えてくると自分だけでなく部下や後輩に対しての教育も行なっていることでしょう。著者の石田淳氏は人を育てられるかどうかが、本物のリーダーになれる人となれない人の分岐点であるといっています。
『教える技術』で学べる行動化学マネジメントを実践することで『いつ・誰が・どこで』行なっても同じ成果を得られることができます。「部下の教育や指導はちょっと苦手」と思っているビジネスパーソンに是非読んでいただきたい1冊です。
ブレない自分をつくる「古典」読書術
30代のビジネスパーソンにおすすめしたい最後の1冊は『考え方』が学べるビジネス書です。
『ブレない自分をつくる古典読書術』は古典を読むことの大切さを教えてくれるビジネス書です。100年以上の前から読み継がれている古典は間違いなく現在のビジネスパーソンにも役立つ内容です。古典がどちらかというとテクニックより哲学・考え方が書かれていることが多いです。著者の小倉広氏は本書の中で「古典はありとあらゆる課題に対応できる体質改善療法」であるといっています。生きる上で数多くの悩みや苦しみの原因の根本がみえてくるというのです。
筆者のぼくも非常に古典を学ぶことが多くあり、特に中国古典の『論語』、『韓非子』、『孫子の兵法』の3冊は特に強くおすすめします。
40代におすすめのビジネス書
筆者は30代ですので40代の方におすすめのビジネス書を紹介するのは非常に酷でした。選んだポイントとして交渉力を高められるビジネス書を厳選しました。
影響力の武器
『影響力の武器』は人が無意識のうちに非合理的に考えや行動を変えてしまう事と対策を教えてくれるビジネス書です。私たちが納得をして選んだ答えや物は実は影響力の武器で紹介するテクニックにハマり無意識の内に考えを変えてしまっている可能性があります。この『影響力の武器』という原理を知る事で交渉も非常に有利になります。
『影響力の武器』では6つの原理である返報性、一貫性、社会的証明、好意、権威、希少性を紹介しています。すべての項目はここでは紹介できませんが『社会的証明』というのは周りの人の意見や行動にあなた自身も左右されてしまうという事です。よくあるのがあなたが思っていた意見より周りの多くの人が一致している意見の方が正しく思えてしまったりするのが『社会的な証明』です。
『影響力の武器』は実践編や戦略編とシリーズ化されており筆者はすべて読破しましたが入門書としても今回紹介した書籍がより多くのことを学ぶことができておすすすめの1冊です。
本物の交渉術
『本物の交渉術』は全米でベストセラーとして25年間以上読み継がれた伝説の名著を2021年に邦訳した交渉術の決定版といえるビジネス書です。著者のロジャー・ドーソン氏は「交渉よりも早く大金を稼ぐ必要はない」と語られており交渉術の大切さを教えてくれます。
『本物の交渉術』では交渉で勝つという条件は相手が交渉に勝ったと思わせることです。相手に負けたと思わせずに「また、会いたい」ろ思わせ自分自身も交渉に勝っていく状況が交渉に勝つということです。その条件を達成するためのテクニックが余すことなく書かれています。
情報を引き出す方法
『情報を引き出す方法』は元FBI捜査官である著者のジャック・シェーファー氏が相手から聞きたい情報を嘘偽りなく引き出すテクニックを伝授してくれるビジネス書です。しかも自分がペラペラと秘密を漏らしていることを、まったく悟らせずに行う方法です。本書に書かれている『引き出し法』というテクニックは実に学べることが多いです。具体的にが相手に範囲を限定して質問するテクニックや、あえて間違えて説明して訂正され事実を引き出すテクニックや、無知なふりをして相手に事実を説明させるテクニックなどがあります。
実際にあなた自身が交渉で使えそうな場面を想像できるような具体的な事例で解説をしてくれているので非常に学べる1冊でした。
ビジネス書を読むのに役に立つサービス
ここまで、実に様々なビジネス書を紹介させていただきました。しかし、僕自身もそうですが「たくさんのビジネス書を読みたいけど読む時間がない」と思われた方も多くいらっしゃるでしょう。そこで最後に筆者の僕が効率的に多くのビジネス書を読むために使用しているサービスを紹介しています。
効率的にビジネス書を読むのに役に立つサービスを活用することで『時間』と『お金』を最小限に抑えられます。
ぼくはまず読みたいビジネス書を探すために書店に足を運びます。ですが、その場で購入をすることはほとんどありません。筆者の経験からカバーや帯に書かれているコメントが魅力的すぎて過去にその場で書籍を購入して後悔したことが何度もありました。
いわゆるハズレ本を買わないために、まず大事なのは書籍で気になるビジネス書があればリストアップするということです。
購入を考えているリストアップしたビジネス書を紹介さていただくflier→Amazon Kindle unlimited→メルカリで検索→書籍で購入という手順を行うことで。かなりの『時間』と『お金』を節約できました。
flier フライヤー
『flier(フライヤー)』はビジネス書の要約をまとめているサイトです。筆者のぼくもよくハズレ本を買ってしまう経験が多くありました。意味のないビジネス書を読むのは『時間』も『お金』も無駄です。
そこでflier(フライヤー)でビジネス書の要約を読むことで自分に役立つかどうかを判断できる基準になります。
ただ、要約だけみてもビジネス書を書かれた著者が本当に伝えたいことを理解するのは難しいです。flier(フライヤー)は僕の中では、あくまで気になっているビジネス書を購入するかの判断として使っています。無料版と有料版がありますが無駄なビジネス書を1冊買ってしまうくらいならflier(フライヤー)に登録したほうがコスパが良いです。
flier(フライヤー)についての詳細は他の記事でも書いています。
Amazon Kindle unlimited(アマゾンキンドルアンリミテッド)
Amazon Kindle unlimited(アマゾンキンドルアンリミテッド)はAmazon社が行なっている電子書籍の読み放題サービスのことです。みなさんもアマゾンプライムに登録されていると思いますが、その電子書籍版とイメージしていただけたら分かりやすいと思います。
Amazon Kindle Unlimitedを利用するメリットは『タダ』で読める本を買う必要がなくなるということです。しかし、最新のビジネス書の多くは有料です。
そこでAmazon Kindle unlimitedで読みたいビジネス書が有料であれば電子書籍でなく書籍を購入します。無料の本は Kindleで読んで、有料な電子書籍は買う意味があまりないのとぼくは思っているので書籍を購入します。
メルカリ
『メルカリ』は一般の方が多く利用しているフリーマーケットアプリです。ぼくも書籍を買うときに本当によく利用させていただいています。書籍のほとんどはメルカリで購入しています。
Amazon Kindle Unlimitedで無料で読めるビジネス書でなければメルカリで検索して購入を検討します。
実は、ビジネス書をメルカリで検索するだけでも意味があります。実際に今回の記事で紹介した『影響力の武器』は2014年に出版され10年近く前のビジネス書ですが出品数も少なく価格帯も定価2,700円に対して出品価格帯は2,000円以上で出品数も少ないです。
このようなビジネス書は実際に良本であることが、ほとんどでした。
逆に自分が検索したビジネス書が多く出品されて売れ残りが多かったり、低価格帯の300円とかで出品されていたら要注意です。そのほとんどのビジネス書はあまり役に立ちませんでした。検索するだけで購入を考える指標になります。
自分が購入を考えているビジネス書がメルカリでも売り切れ続出や、販売価格も定価とほぼ変わらない価格帯で出品されているビジネス書であれば、最後の手段で『書店もしくはインターネットサイト』で新品の書籍を購入する流れです。
最後に
今回の記事では年間100冊以上読書している筆者が本当に読むべき必読書と年代別におすすめのビジネス書を紹介させていただきました。読書は非常に多くのことを学ぶことができます。しかし、同時に大切な『時間』と『お金』を消費してしまうのは事実です。ですので、筆者が行なっている効率的にビジネス書を選ぶ・購入する手順も紹介させていただきました。
筆者の『べべくんブログ』では読書したビジネス書の要約や感想、おすすめのビジネス書をまとめた記事を他にも書いています。ぜひ、皆さんの読書のきっかけになっていただけたら嬉しいです。