北野唯我著の「分断を生むエジソン」を読んで書評と記事を書いています。
「分断を生むエジソン」は、ビジネスリーダーとして注目を集めている北野唯我氏が執筆しており、ビジネスや経営に役に立つ書籍でした。
前作にあたる「天才を殺す凡人」に登場した主人公アンナに視点を置いた物語として展開されてます。ぼくは前作を読んでいなかったですが全く問題なく読み進める事が出来ました。
ただ、内容ついては難しく書かれている箇所もあり自分自身で消化をしながら読み進める事をオススメします。
本当に読んで良かったビジネス書のまとめ記事も書いています。
本の紹介
デビュー2作で25万部 ビジネスリーダー最新作
世界が「分断」して見えたなら、
あなたには、足りないものがあるベストセラー『天才を殺す凡人』から1年、
女性起業家アンナの復活を追う物語
彼女はすべての「働くひと」に問いかける
「仕事で愛を、生めますか?」「BOOK」データベースより
物語の内容
女性起業家上納アンナを主人公として自分自身が起業した会社を退任に追い込まれてから復活を遂げるまでのストーリーが描かれています。一部上場企業の創業者で、今は現役を退き軽井沢に暮らしている白石徹に相談をするところから物語が始まります。白石徹から経営コンサルタントの黒岩仁を紹介され顧問を頼む事に。アンナと黒岩の2人のトークを中心に物語が進んでいきます。
本のポイント
本の内容については、理解出来ない点も多々ありましたので今回は3つのポイントを紹介していきたいと思います。ポイントについては黒岩さんの会話を中心に選びました。
・影響力の地図を可視化する
・ビジネスにはペイン型とゲイン型の2種類がある
・自分の中に発明家と投資家と戦略家を飼え
・影響力の地図を可視化する
これからのビジネスは影響力の地図を持つ者だけが勝つ事ができると言っています。
影響力の地図とは自分の身近にいる職場の人物以外の存在を理解しようと努力する為のもので自分の世界が絶対ではない事を理解して、それは役割の違いである事を理解する事が重要だという事です。人には大きく4つの役割がありタイトルの「分断を生むエジソン」はここと関わっています。
・ビジネスにはペイン型とゲイン型の2種類がある
今野世の中の商品やサービスは大きく分けて2種類の物があります。
1つは「ペイン型」と呼ばれるもので本質的に面倒だったりコストや苦痛を取り除くもの。もう1つは「ゲイン型」と呼ばれそれ自体が楽しく面白いもの。
アマゾンはペイン型と呼ばれておりボタン1つで商品を購入する事が出来て、わざわざ外出して商品を購入するコストを取り除いている。ゲイン型は美味しい食事をしたりテーマパークに出掛けたりそれ自体の経験にお金を払う事です。
・自分の中に発明家と投資家と戦略家を飼え
世の中のビジネスフィールドには3種類のメインプレーヤーがいる。正確には優れた経営者には心の中に「起業家(発明家)」・「投資家」・「戦略家」の3つの人間を雇っていると言っています。
最後に
いかがでしたか?
今回は北野唯我さんの「分断を生むエジソン」について感想・書評をさせていただきました。内容については全てを理解出来なかったので実際に興味のある方は本書を手にとって読んでみてくださいね。
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