事実+意見ですごく簡単に仕事を報告することができます。
- まず事実「客観情報」(出来事)を伝える
- その後に、あなたの意見「主観」を伝える
これが基本的な説明の方法です。
こんなに大変なのに上司が分かってくれない!と思ってしまっているアナタは、この方法で報告をしていますか?
出来事を伝えないで自分の客観的な意見や提案だけを伝える方が多くいます。報告をされた人にとって判断するのに困ってしまいます。
事実+意見を伝えるクセをつけましょう
具体的な事例を紹介しましょう。
このような事を伝えたい
事実・出来事
取引先から当初1週間以内で納品する予定だった商品を明日に納品して欲しいと言われた。
意見
自分1人だと間に合わないので誰かに手伝って欲しい。
事実だけを伝える
自分1人だと商品の納品が間に合わないので手伝って欲しいです。
これは自分の意見しか言っていないです。取引先から1週間以内に商品を納品して欲しいという出来事を伝えていません。
アナタが報告された立場ならどうでしょう?他にも優先順位の高い仕事もあるわけですし、元々1週間で納品をするものだと思っているので急がなくても大丈夫と思ってしまう可能性もあります。
「客観情報」(出来事)だけを伝える
取引先から当初1週間以内で納品する予定だった商品を明日に納品して欲しいと言われました!
アナタが報告された立場ならどうでしょう。で?どうして欲しいの?という感じになりますよね。この客観的な情報だけを伝えて自分の意見を言わない事が続くと判断が出来ないやつだと思われてしまう可能性が出てきます。
事実+意見を伝える
取引先から当初1週間以内で納品する予定だった商品を明日に納品して欲しいと連絡がありました。
自分1人だと間に合わないので誰か1人業務を手伝ってもらう事は出来ませんか?
どうでしょう?
事実+意見を伝える事で報告される立場からみて判断がしやすくなるはずです。それは大変だから誰かに手伝わせよう。という風になりますね。
こんな簡単な事?と思われた方もいるかもしれません。
実は意外に出来ていない事があるんです。事実+意見を伝える事を意識して報告をしてみましょう。きっと説得力が増して、相手も判断、行動を起こしやすくなりますよ。
今回、参考にした内容はこちらです。