今回紹介したい本は岡本純子さんの『世界最高の話し方』です。
伝説の家庭教師と呼ばれた岡本純子さんの具体的で分かりやすい50のルールが詰まっている本です。
1000人以上の社長・企業幹部の話し方を変えたそうです。すごい。
- 人前で話すと緊張してしまう
- 会話が続けられない
- 部下の叱り方が分からない
実は僕も人前で話すのが苦手です。
この本は雑談からプレゼン、人の褒め方・叱り方など幅広い場面で使うことができる50のルールが具体的に収録されています。
ぜひ、話す事に苦手意識を持っているアナタもきっとこの本を読む事で悩みが解決できる事でしょう。
世界最高の話し方
【1000人以上の社長・企業幹部の話し方を変えた「伝説の家庭教師」の全メソッドが、初めて書籍化!完全初公開!】
【「雑談」「プレゼン」「説得」「説明」「ほめ方」「叱り方」、話し方にまつわる全スキルが、たった1冊で身につく!】
【リモートにも完全対応!「伝え方」「目線」「声」「しぐさ」今知りたいノウハウが満載!】
【仕事も日常会話も、この「黄金50のルール」でうまくいく!話し方が変われば、人生が変わる!】
(出版社より)
今回は、僕が本当に役に立った雑談・会話のルールついて紹介していきます。
雑談・会話のルール
雑談・会話の心がけとして「何を言うか」を考えるよりも「相手をそんな気持ちにさせるか」が重要です。
なぜなら、人は聞きたい情報だけを受け入れる生き物であり話した内容よりも、どんな気持ちになったかという事が重要です。
内容よりも感情、どうゆう気持ちにさせたかが大事であるというわけです。
そのための心がけとして自分は口を開くより、耳を傾ける事です。話すより聞き手にまわるわけですね。
そこで質問力が大事になってくるわけです。本書ではスキルとして「ど」から始まる質問を極める事で雑談は必ず上達するということです。
「はい」か「いいえ」で終わってしまうクローズドクエッションでなくオープンクエッションの質問が話が弾みやすいということです。
6W1Hで始まる質問は全てオープンクエッションで、どれも「ど」から始まる質問というわけです。
6W1Hの「ど」から始まる質問
①What
どう、どんな
〇〇についてどう思いますか?
どんなお仕事をされているんですか?
②Who
どの(人)、どんな(人)、どなた
どんな人がタイプですか?
どの芸能人が好きですか?
③When
どんなとき、どのタイミング
どのタイミングがいいでしょう?
どんなときに、心が落ち着きますか?
④Where
どこに、どこで
どこの出身ですか?
どこに住んでいるんですか?
⑤Why
どうして
どうして、ここにいらっしゃったんですか?
どうして、これが人気なんでしょう?
⑥Which
どれ、どっち、どちら、どの
犬と猫どっちが好きですか?
どの国に行きたいですか?
⑦How
どう、どうやって、どうしたら、どのように
最近、調子はどうですか?
どうしたらいいと思う?
※本書ではもっと事例が収録されています。
オープンクエッションの全て「ど」から始まる質問をした方が会話が続くということです。
僕はよく雑談は天気の話とかをした方が良いという知識があったので、「はい」か「いいえ」でしか答えられないような質問ばかりしてました。
僕「おはようございます!今日寒いですねぇ~」
Aさん「おはようございます。そうですねー」
僕「・・・・。」
という具合に会話が進みませんね泣
ただ、岡本純子さんは「ど」だけの直球質問ばかりでは一方的になってしまう恐れがあるので変化球も織り交ぜることが必要であると言っています。
質問の達人ほど変化球も織り交ぜて、話を進めているということです。
雑談の手順として
「質問→聞く→質問→聞く→自分の話」という割合で行えば雑談をマスターできるという事です。
質問にも4種類あるといいます。
4種類に分けられる質問
先ほどの「ど」の質問を紹介させていただきましたが、これは導入質問に分けられるという事です。
誰かにお会いした時に「どこの出身ですか?」とか「どんなお仕事をされているんですか?」という入りの部分ですね。
①導入質問
→「元気ですか?」などという入り部分」
②聞き返し質問
→聞かれた質問と同じ内容を聞く
③フォローアップ質問
→相手が言ったことに関する質問
④ギアチェンジ質問
→トピックを変える
この4種類の質問を使い「質問→聞く→質問→聞く→自分の話」のサイクルを行う事で雑談マスターになれるというわけです!
4種類に分けられる質問の具体例はぜひ、本書で確かめてみてください!
最後に
今回の記事では『世界最高の話し方』のルールのうち、雑談についてのテクニックを紹介させていただきました。
質問の入りとしては「はい」か「いいえ」で終わってしまうようなクローズドクエッションでなくて「ど」から始まるオープンクエッションが大事という事でしたね。
「どこの出身ですか」とか「どんな仕事をされているんですか」などでしたね。
話し方についてのオススメ本まとめ
本書では雑談会話のルール以外にもたくさんの場面で使えるルールが50も収録されています。
第1章
あっという間に絆が生まれる!
話がうまい人の「もっと話したい!」と思わせる
雑談・会話のルール
第2章
「モチベーションの魔術師」
やる気をかきたてる
ほめ方・叱り方のルール
第3章
誰もがうなずき、納得し、感心する!
頭がいい人のシンプルクリアな
説明のルール
第4章
相手の心をがっちり掴む!
「ついていきたい」と思わせる人の
共感される話し方のルール
第5章
みるみるうちに「人が動く」!
できる人の超「エモジカル」な
説得のルール
第6章
緊張ゼロ!満足度100%!
聴衆を魅了する超一流の
プレゼンのルール
第7章
誰もが熱狂的なファンになる!
カリスマリーダーの
魅せ方のルール
こんなに様々なルールが収録されています。
ぜひ、話すことに苦手意識のある方は本書を手に取ってみてくださいね!
さらに!リモートにも完全対応しています!!
話し方を変えたら人生が変わる。話し方は何歳でも劇的に変えられる。
世界最高の話し方 引用