30代サラリーマンブロガーのべべくん@bebekun999 です。
今回2020年にアニメ化が決まった「池袋ウェストゲートパーク」通称IWGPの原作はご存知だろうか?
ドラマだと思っている方がいると思うが、実際は違います。
石田衣良氏による池袋ウェストゲートパークシリーズによる小説が原作なのだ。
実は、ぼくはドラマ版「池袋ウェストゲートパーク」にハマり原作を読むきっかけとなった。現在では14作品まで発行されている作品です。
今回は、石田衣良氏の小説「池袋ウェストゲートパーク」シリーズについて主なあらすじと登場人物を紹介していきます。
アニメが始まる前に原作を先に読んでみてはいかがですか?
池袋ウエストゲートパークあらすじ
池袋西口公園(おれたちはカッコつけるときはいつも「ウエストゲートパーク」と呼んでいた)の本当の顔は週末の真夜中。噴水のまわりの円形広場はナンパコロシアムになる。ベンチに女たちが座り、男たちはぐるぐると円を描きながら順番に声をかけていく――。
ミステリーの「いま」を読みたければ、池袋を読め。刺す少年、消える少女、潰しあうギャング団……命がけのストリートを軽やかに疾走する若者たちの現在を、クールに鮮烈に描く大人気シリーズ、第一作!「BOOK」データベースより
地元池袋の工業高校を卒業後、池袋西一番街で母親が営む果物屋を手伝う真島誠(通称マコト)が池袋で起きる様々な事件を解決していくストーリー。第1作目では通称【ストラングラー】による連続女子高生絞殺未遂事件が池袋のラブホテルで発生した。遂には殺人事件にまで発展してしまい被害者はマコトの友人中村理香(リカ)だった・・・.
マコトは高校時代からの友人で池袋のギャングチーム【Gボーイズ】を束ねる安藤崇(通称キング)と共に、リカを殺したストラングラーの行方を追うのだが・・・遂にキング・Gボーイズとの協力の末に、ストラングラーを追い詰めるマコトだったが、リカを殺したのはストラングラーでは無かったのだ。では、リカを殺害した真犯人は誰!?
第1作目【池袋ウエストゲートパーク】他、明け方に近い夜中に突然現れるお化けワゴン【エキサイタブルボーイ】・薬の売人ヘビーEを追い詰める【オアシスの恋人】・池袋ギャング内戦勃発【サンシャイン通り内戦(シヴィルウォー)】の短編4作品が池袋ウエストゲートパークに収録されています。
続編でも、マコトが様々な池袋で起きている問題を解決していく作品です。
池袋ウエストゲートパーク 主な登場人物
真島 誠
マコト。地元の工業高校を卒業後に池袋西一番街の母親が営む果物屋を手伝いながら池袋で起きる様々な難事件を解決していく。今作品の主人公であり、物語の語り手でもある。
安藤 崇
通称キング。
マコトの高校時代の友人。池袋のギャングチームGボーイズを束ねる男。しなやかで速くて正確で強い。高校時代にはカール・ルイスからとった「カール安藤」と呼ばれているくらいだった。
斉藤富士夫
通称サル。
マコトの中学時代の同級生。いじめられっ子で登校拒否になり高校へも行かず現在は池袋で勢力を張る暴力団羽沢組の若頭をしている。
横山礼一郎
マコトから礼にいと呼ばれている。マコトとは年の離れた幼馴染である。
東大卒で警視正・池袋警察署長。
吉岡
マコトの知り合いで池袋少年課の万年平刑事。
森 正弘
通称マサ。1作目の時のマコトの相棒。マコトの通っていた高校から奇跡的にも4流大学に滑り込んだ秀才。ただ、ほとんど大学には行かずにマコトと池袋西口公園でつるんでいる。
水野俊司
マコトとマサがたまたま、本屋で俊司の万引きを見つけて金づるになると踏んだが、逆につるむくらいになってしまった。似顔絵を書くのが得意。
渋沢光子
通称ヒカル。
リカの友人。ヒカルとリカが池袋で俊司が書いた絵がきっかけでマコト達と知り合い、つるむ様になる。家は代々、続いた金持ち家庭で父親は大蔵省に勤めているという。幼少期に暗いトラウマがあり・・・
中村 理香
通称リカ。ヒカルの友人。ストラングラーによる連続女子高生絞殺未遂事件に巻き込まれて命を落としてしまう。リカの死をきっかけに物語は急展開を迎える。
山井
通称ドーベルマン山井。マコトとは小学生の頃からの腐れ縁。高さ180㎝の冷蔵庫の様なガタイで切れやすく、髪の毛が硬い。耳と鼻に開けたピアスを猛犬用のチェーンで結んでいる。中学時代にドーベルマン犬に勝てるか賭けになり殺した。その日からあだ名が「ドーベル殺しの山井」となった。キング(安藤崇)には一度負けている。
その他、登場人物
その他にも、たくさんの個性豊かな人物が作中に登場していきます。ぜひ、あなたも興味があったら原作をみて確かめてみてください。
最後に
今回は、2020年にアニメ化が決定された「池袋ウエストゲートパーク」通称IWGPについて原作の主なあらすじと登場人物を紹介させていただきました。ドラマを観た方でも十分に楽しめる内容になっています。実際にぼくもそうですし。
アニメが始まる前に是非、原作を手に取ってみてはいかがですか?