新聞は今も世の中を知る基本かつ、最適なツールです。
世の中の出来事を知ろうと思ったとき、まず新聞は基本となります。
「今はネットでニュースを見ているから」というあなた。ちょっと待ってください。
たしかに多くの情報がインターネットで得られることができます。
ただ、あなたがスマホで見た情報は本当に正しいでしょうか。
実はネットは非常に効率が悪いメディアなのです。
なぜならネットの情報は数え切れないほどあり、そこから必要な情報だけを得るというのは実はかなりの知識とスキルが必要になってきます。
不要な情報や真意が分からない情報もあります。
誰でも情報発信できる時代ですから裏を返すと、あなたがネットで見ている情報は新聞や雑誌がもつ『編集』や『校閲』という重要な2つが機能していない可能性が高いです。
さらにネットの情報は、2次情報、3次情報が非常に多いです。
根っこになる一次情報は、新聞の情報がほとんどでしょう。
『Yahoo!ニュース』などのニュースサイトはもちろん、個人サイトやSNSの投稿も、根っこは新聞の情報からが多いのです。
今回の記事では、新聞をあまり読まない方に新聞の読み方のコツを解説していきます。
それは『読み飛ばすこと』です。
新聞の読み方の基本
新聞の読み方の基本は「読み飛ばし」です。
新聞には見出しがあります。タイトルのようなものです。
その見出しの目を通して、迷ったら読まなくて良いです。
「せっかく買って読んだのに読み飛ばしたら、もったいないじゃん。」と思われた方もいたかもしれません。
新聞は一字一句全てを読み通す必要はありません。なぜなら、新聞の朝刊の文字数は約20万字といわれています。
これは書籍にすれば2冊分のボリュームです。全部読んだら1日が終わってしまいます。
まずは、あなたにとって関わりのありそうな見出しの記事を読むようにしましょう。
それだけでも多くの情報を得ることができます。
見出しだけで済ませる記事と最後の本文まで読む記事の2つに分けることが新聞を読むうえでの基本です。また、リード文まで読んで内容が気になるのであれば本文まで読むのが良いでしょう。
新聞の構成
新聞を習慣的に読むために
新聞を習慣的に読むためには定期購読をすることをオススメします。
定期購読しなければ習慣として新聞を読めるようになりません。
新聞を読もうと決めて、毎朝に駅やコンビニで購入することができるでしょうか。
僕はできません。「今日は時間がないから・・」と理由をつけて絶対に読まなくなります。
新聞というのは漫画と同じだと思っています。
新しく読む漫画を1巻からでなく途中の5巻から読む人はいないですよね。
ストーリーが理解できないから最初から読みますよね。
もし、あなたが今日新聞を手に取ったら物語を途中から読むことになります。なので理解できないことが多いです。
しかし、毎日習慣的に読むことでストーリーが繋がっていきます。世の中のストーリーが昨日から今日へ、そして明日へと繋がっていきます。
はじめは理解に苦しむことが多くありますが、次第に繋がっていき内容を理解できるようになります。
新聞は定期購読すると月額約4,000円前後かかります。決して安い金額ではありません。
しかし、自分で日銭をはたいて定期購読しているわけですから「読まなきゃ、もったいない」根性が出て習慣にすることができます。
新聞購読は決して安い金額ではありませんが、キャンペーン等を利用してお得に購読することはできます。『COCORO BOOKS』では日経電子版をお得に読むことができます。
電子版の方が紙よりも速く読める
新聞は電子版の方が速く読めることができます。
ざっと見渡すのに紙面よりも電子版の方が全体を捉えやすいからです。
通勤時間中に新聞を読むことが多いのですが、紙面だとかさばります。
いちいちページをめくる作業もあります。なおかつ満員電車だとかなり大変だし迷惑になります。
また、電子版特有の『記事を保存』する機能があるので、後になってすぐに読み返せるのが便利です。
電子版のメリット・デメリットをまとめた記事も参考にどうぞ
まとめ
今回は新聞の基本的な読み方について紹介しました。
新聞は基本的に飛ばし読みでよいのです。習慣的に読むことによって理解が深まることでしょう。
紙か、電子版で読むのかは賛否が分かれるところですが電子版で購読した方がおすすめです。