そこで今回は相手のしぐさから思っている事が見抜ける心理術を紹介していきたいと思います。見抜くポイントとして『目』・『足』・『手』の3つに注目しています。
心理術と聞くと、特別なテクニックのように聞こえるかもしれません。しかし、仕事の場では多くの心理術が使われています。接客や営業、会議の場においてもたくさんの心理術が使われており、使っている人がいます。
今回は、しぐさで分かる明日から実践できる心理テクニックを紹介していきましょう。この記事を書いている現在はコロナウイルスの影響でマスクをして対面する機会がほとんどです。マスクをしていても見抜ける心理術を紹介していきます。見抜くポイントとして『目』・『足』・『手』の3つに注目してみましょう。
心理学から多くの人が無意識に行ってしまうしぐさから思っていることを見抜けるテクニックとして紹介していきます。紹介する内容は、全ての人に当てはまるわけではありません。
しぐさから相手の思っていることを見抜くテクニック
コロナウイルスの影響でマスクを着用していても隠せない『目』・『足』・『手』のしぐさから相手の思っていることを見抜くテクニックです。
- 自分への信頼度がどれくらいか見抜く
- 不安や緊張のサインを見抜く
- 相手が興味を持っているのか見抜く
- 話に興味のないサインを見抜く
- 疑っているサインを見抜く
自分への信頼度がどれくらいか見抜く
相手が座った時に自分への信頼がどれくらいあるのか見抜けるテクニックです。それは『足』を見ることです。身体感覚は、顔の表情など、脳に近い部分ほど意識をして行えますが頭から遠くなるほど意識が届きにくくなります。その特性を理解して、相手が座ったときに意識の届きにくい『足』に注目してみましょう。不安や緊張がある場合には足は固く閉ざされています。逆に信頼している場合は、ある程度脱力して足を軽く開いています。また、足を投げ出すように開いていた場合は、見下している可能性が考えられます。
注意点として、あまりジロジロみないようにしましょう。
不安や緊張のサインを見抜く
会話中に髪や体を触るのは不安や緊張のあらわれです。髪の毛や体を触る行為は『自己親密行動』と呼ばれ不安や緊張のあらわれとされています。安心感を得ようと思い無意識に自分の体を触ってしまうのです。
相手が、まだ自分のことを信用していないと考えて、いきなり本題に入らず雑談などをして相手の不安や緊張を取り除きましょう。
相手が興味を持っているのか見抜く
人は興味のあるものの前では目の見開き度が大きくなります。瞳孔は意識的に動かせないため、本心があらわれます。瞳孔の動きは意識的にコントロールできず、嘘がつけないため、相手の心理を探るうえでのポイントになります。しかし、実際に瞳孔が開いているかどうかは見分けるのはとても難しいため、目の開き具合をチェックして相手の興味度を見抜きましょう。
話に興味のないサインを見抜く
しきりに耳を触る仕草をしていた場合は話に関心がなく退屈しているケースがあります。もしくはさきほど紹介した『不安・緊張』があり身体を触っている場合のどちらかです。
また、『あし』にもサインが出ます。足先の向きで相手の興味の方向がわかります。足先が自分のほうに向いていたら興味があり、向いていなければ興味がないサインです。
興味のないサインを見抜いたら話題を変えてみましょう。特に自分の話でなく相手の仕事や趣味の話などを話題にするのがよいでしょう。
疑っているサインを見抜く
会話中に手をあてた位置で疑心なのか関心しているのかが見抜けます。
手先の動きには心理状態があらわれます、会話中に鼻の下に手をあてている場合は、話を疑っている可能性が高いと言えます。逆に相手の話に共感したり、同意している場合は、あごに手をあてているケースが多いです。
まとめ
今回は、マスクをしていても見抜く事ができるしぐさの心理テクニックについて5つ紹介しました。『目』・『足』・『手』のしぐさから相手の思っていることを見抜く事ができるテクニックを紹介させていただきました。
今回の記事は神岡真司さん『10秒で相手を見抜く&操る心理術ノート』という本を参考にさせていただきました。