要約 ポイント

要約・ポイント『三井物産が変える人材採用』採用担当者が読むべき本!

べべくん
べべくん
今回は、『三井物産が変える人材採用』の要約とポイントを解説していきます。

三井物産の名前を聞いたことない方はおそらくいないでしょう。

21年3月決算期で売上8兆円、営業利益1,500億円の超大手企業です。三井グループ中核の総合商社。鉄鉱石、原油の生産権益量は商社断トツ1位(会社四季報 21年4集より引用)

『三井物産が変える人材採用』は三井物産から日本の採用を変えるというコンセプトをもとに関わった人事担当者2名の方が書かれています。

具体的に行った内容が本書では書かれています。変革の結果として2020年卒の学生を対象にした、ダイヤモンド社の就職人気ランキングにおいて、文系・理系、男性・女性。そのすべてのカテゴリーで1位にランクインしています。

こんな方にオススメ

仕事で人事採用をしている方

就職活動をしている方

要約・ポイント『三井物産が変える人材採用』

新しい時代が求める、「課題形成力」×「課題解決力」×「やりきる力」を兼ね備えた人材を見出すためにー。「30分の面接×3回で何がわかるのだろう?」という疑問に端を発した、三井物産人事総務部における採用変革への挑戦と創造の物語。

「BOOK」データベースより

日本の採用を三井物産から変える

三井物産の採用担当者は、日本の採用方法に疑問がありました。ほとんどの企業では30分の面接を数回行い、採用・不採用を決めています。そんな短い時間では学生の本質を見極める事が出来ないと考えたのです。それから、採用方法の変革を起こしました。

結果として、三井物産は2020年の就職人気企業ランキングですべてのカテゴリーで1位にランクインしています。

事例として三井物産では真の姿を見極めるために2泊3日の『合宿選考』を実施したというのです。

人は30分くらいなら仮面や鎧を付けられるが、24時間ずっと一緒に過ごしていたら、それを脱ぎざる得ません。本当に三井物産に合っている学生を見極める事が出来たそうです。

30分の面接がうまい学生も多くいます。簡単に言ってしまえば採用活動が得意な学生といってよいでしょう。

三井物産では、短時間で見極めるのが極めて難しい『スルメ人材』を見極めるために合宿選考をはじめ色々な取り組みを変えていきました。スルメ人材とは最初は味気ないが、噛めば噛むほど味が出る人材です。短時間の面接では見極められないでしょう。

今の時代に求められている人材

三井物産では今の時代に求められている人材は3つの能力が必要である、といっています。

課題形成力、課題解決力、やりきる力の3つです。

今の時代に求められる人材

  1. 課題形成力→問題を見つける力
  2. 課題解決力→問題を解決する力
  3. やりきる力→最後までやりきる力

問題を見つけて解決する最後までやりきる力が求められているのです。

わたしが思うに問題を見つける力『課題形成力』が大事になってくると考えています。起業したばかりの会社でない限り、ほとんどの業務には仕組み・ルールが定められています。今までの先輩たちが問題を見つけ解決した結果です。

ほとんどの問題が解決されている状態なので表面的に直ぐに見つける事は難しいでしょう。そんな時代に本質的な問題を見つける力『課題形成力』は本当に大事です。

採用のミスマッチを防ぐ

三井物産の採用では、ミスマッチを防ぐ事を考えています。

採用のミスマッチとは、実際に入社してみたけど会社の風土に合わずに直ぐに退職してしまうことです。三井物産には『挑戦と創造』という理念があります。

その理念に合っていないのなら、どんなに優秀な学生であろうが採用をしていないのです。

ミスマッチは学生と人事担当者にとって大きなロスになってしまいます。

三井物産では、選考時に本音を話すようにしています。最近、話題になっている「オワハラ」という言葉があります。「オワハラ」とは学生の就職活動を企業側が終わらせよう、ということです。人事担当者が採用数を増やしたいがために、学生に「内定を出す条件として就職活動を終わらせるように」というハラスメントです。

そういう「オワハラ」が実施されているような企業ではミスマッチが大きく起きます。

三井物産では理念に合っている学生を採用するのが目的であり、採用人数を確保する事が目的ではないのです。

学生の本音を面接で聞き出すテクニック

面接時に学生の本音を聞き出すテクニックについても書かれています。

三井物産では学生の本音を聞きだし、理念である『挑戦と創造』にマッチしている学生かを見極めています。

面談では、未来ではなく「過去、現在の行動事実」に焦点を当てる『深堀りの手法』が大事です。

学生の本音を聞き出す事ができる『深堀りの手法』には3つのポイントがあります。

深堀り手法3つのポイント

  1. 時間軸
  2. 証拠情報を集める
  3. 集めるべき証拠

「①時間軸」

面接では、過去と現在のことを聴くようにします。未来に重きが置かれても、それは結果でなく目標なので学生の本質を理解しずらくなってしまいます。未来は仮説でしか語れません。どんなに未来のことを素晴らしく話しても結果として実現ができるかも分かりません。

過去と現在の状況について掘り下げて聴くようにしましょう。

「②証拠情報を集める」

過去と現在のエピソードも漠然と尋ねるのでなく証拠情報を集めるようにしましょう。

証拠情報とは「状況」、「課題・目標」、「行動」、「結果」の4つを意識して掘り下げて尋ねていきましょう。

例えば、サークルの部長をやっていた、という学生がいたとします。その部長になった状況やきっかけを聴くようにしましょう、ということです。ただ指名されて仕方なく部長をやったのか、自ら率先して部長をやったのかの状況により本質を見極める判断材料になります。

「③集めるべき証拠」

掘り下げて質問をして集めた証拠から「行動」と「考え方」が会社の理念に合っている学生なのかを見極めます。

面接では、経験を積むほど失敗をしてしまう可能性が増える、といっています。なぜなら今までの経験をもとに物事を捉えてしまい、学生の本質を見極められなくなってしまうからです、『深堀りの手法』を使って経験に捉われず、学生の本質から判断をするようにしましょう。

本当にこれでいいのか?と問い続ける

三井物産は、2020年卒人気企業ランキング1位になりましたが『本当に現状のままでいいのか?』を問い続けているそうです。

変革した採用プロセスについても、仕組みはあっというまに陳腐化されてしまい成果を生み出せなくなります。

三井物産で働く方々は「挑戦と創造」という理念のもと、今までのやり方を見直し続ける、間違っていると考える。それこそ『人の三井』と言われるゆえんでしょう。

まとめ

今回は、『三井物産が変える人材採用』の要約とポイントを記事にしました。

各企業の採用担当者の方はもちろんのこと、就職活動中の方もきっと役立つ本です。

『日本の採用を三井物産から変える』という目標と強い意思を持って変革をした内容が今回の記事には伝えきれないほど具体的に書かれています。

書籍情報を貼っておきます。

 

 

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べべくん
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