読書

本から学ぶ!問題社員を採用してしまうと起きる4つのリスク

採用担当に関わっている方に、採るべきでなかった問題社員を採用してしまった場合に起きる4つのリスクを紹介していきます。採用担当者にはぜひ読んでいただきたい内容になっています。

今回の記事は、この本から学びました。

松下直子著『採用・面接で採ってはいけない人の見きわめ方』です。

どうすれば、「問題社員」を採らずにすむのか?現場から、「いい人を採用してくれてありがとう」と言われるには?こうすれば、「採用担当者の悩み」は解決できる。

「BOOK」データベースより

こんなアナタにオススメの本です

  • 採用担当者として働いている
  • 採用担当に配属になったけれど何をすれば良いのか分からない
  • 採用活動に興味がある

問題社員を採用してしまうと起きる4つのリスク

4つのリスク
  1. 生涯賃金2億円の損失だけでは済まない
  2. 職場メンバーの時間を食いつぶす
  3. 企業ブランドを傷つける
  4. 人事の信用を失墜させる

生涯賃金2億円の損失だけでは済まない

人事に若手社員が異動してくると数ある業務の中から採用を経験させる事が多いのではないでしょうか。

おそらく、新卒採用に限っては、対象者である学生の方と年齢が近く肌感覚が近いという理由からでしょう。

しかし、皆さんの会社にコスト2億円のシステムを導入する場合に、その重要な取っ掛かり部分を若手社員に任せるでしょうか。おそらく任せないと思います。

採用活動で考えてみると、新卒入社で定年まで勤め上げたとしたら、生涯賃金は2億円から3億円にもなります。

そう考えてみると採用活動という権限は任せることは出来ても、採用の責任までは以上することは出来ないはずです。

そもそも企業の使命はなんでしょう。それは続く事だと思います。成長よりも存続させる事です。成長も存続という1つの手段にしかすぎません。

続く為には「継ぐ」事が必要になります。人が場を作り会社を存続させるという事です。

採用活動は、その入り口にあたる大変重要な仕事だといえます。

そう考えると「採ってはならない人」とは、企業存続という採用活動の目的から逸脱している人であるといえます。

採用のミスは、生涯賃金だけの話では済まされず、企業目的である存続を阻害しかねません。

採用担当者の方にはまず、このような職務に向き合う責任感が必要になるでしょう。

職場メンバーの時間を食いつぶす

問題社員を採用してしまうと、その問題解決に多くの職場メンバーの時間を食いつぶしてしまいます。

時間は当然、皆さんに平等に与えられているものです。

ただ、職場でも労働時間の長さじゃ変えられなくても、時間の使い方やその時間の深みは変える事ができます。

例えば、会議に参加していても「今日のお昼は何を食べようかな」とかうわの空で参加していたら、それは無駄な時間です。

本来であれば会議というものは職場のメンバーが腹を割って、この職場の来年、再来年、そして10年後をどうしていきたいかを決める場だと思います。

問題社員を採用してしまった場合は、そのような腹を割って職場メンバーと会社の将来について話すことは出来ません。

そうなると、ありきたりな質問をしてきたり、方向性が合わない意見を出したりと、会議の例だと長引いてしまい参加しているメンバー全員の時間を無駄にしてしまいます。

そういった事が積み重なり多くの職場メンバーの時間を食いつぶしてしまいます。

企業ブランドを傷つける

問題社員でも定年まで働いた時の生涯賃金は2億円を超えるという話をしました。

ただし、問題社員は早期に退職するケースも多くあります。

求職者は就職先を選ぶのにインターネットが主流になっています。問題社員を多く採用してしまい次から次へと退職し続けることになれば「あそこの会社は、新人が次から次に辞めているからブラック企業なのではないか」という噂が立ちかねません。

企業の口コミサイトに悪影響な内容を書いてしまうかもしれません。

そうなると、採用活動以前の問題、求職者の母集団形成そのものに悪影響を与えてしまいます。

逆に自社に合った採用を行い、採った人材をしっかりと育んで活躍してもらうことは、次の採用に影響を及ぼすことになります。

ですので問題社員を多く採用してしまい早期退職の繰り返しは企業ブランドを傷つける結果となります。

人事の信用を失墜させる

先ほど、紹介させていただいた生涯賃金2億円の損失だけではすまない採用ミスは、職場のメンバーの時間を食いつぶして、しまいには企業ブランドを傷つけてしまいます。

そうなると結果として、採用担当者として会社や現場社員に顔向けができない事態になります。

現場からは「なんで、採用担当者はこんな人を採用したんですか」と、非難の声も上がってきます。

採用担当者も人間です。分かって欲しいし、認めて欲しいし、褒めていただきたい気持ちは少なからずあります。

信用を失墜させないためにも、まずは企業の理念を徹底的に理解し、理念を共有できる人材を採用していくことでしょう。

最後に

今回は、問題社員を採用してしまった場合に起きる4つのリスクを紹介させていただきました。

採用活動というのは、企業にとって本当に大事な仕事だと思います。

それに関わっている方は、もう一度自分の採用活動が本当に正しいのか振り返ってみてはいかかでしょうか。