今回の記事では、日経新聞電子版を4年ほど愛用しているので使ってみてのメリット・デメリットについて解説をしていきます。
こんな方に向けて記事を書いています。
- 日経新聞電子版を購読しようか悩んでいる方
- 紙面の日経新聞から日経電子版に切り替えようと考えている方
日経新聞電子版のメリット・デメリットまとめ
ぼくは、日経新聞の紙面と日経電子版の両方を購読していましたが、最終的に紙面でなく電子版の方が良いという結論が出ました。理由として電子版の最大のメリットは、いつでもどこでもスマートフォンで簡単に読むことができるからです。
ですが、当然デメリットもあります。早速、日経新聞電子版のメリット・デメリットについて解説していきます。
日経新聞電子版のメリット
①いつでも読める
日経新聞電子版の最大のメリットです。通勤電車の激混みの中でもスマートフォンがあれば紙面同様に情報を得ることができます。紙面を電車の中で読んでいた時期もあったのですが、結構スペースが必要で周りの目線も痛いです。ひと昔前はドヤ顔で電車の中で日経新聞を広げて読んでいたこともありましたが、新聞を読む目的はドヤることでなく情報を効率的に収集することなので電子版で読むようにしました。
スマートフォンであれば、周りに極力迷惑をかけることなく紙面と同様の情報を得ることができます。
②気になる記事を保存できる
日経新聞電子版では気になる記事をボタン1つで保存することが出来ます。念入りに読みたい記事があるけれども時間がなくて読めないという経験は多くあります。そんな時に、この保存昨日を使う事で空いた時間に必要な記事を念入りにチェックすることができるということです。
紙面であれば、いちいち切り抜いたりするのは面倒ですよね。あと、気になる記事があったとして「あとで読もう。」と思ったとしてもどうしても忘れてしまうことはありますよね。そんな悩みも解決できるのが保存機能です。
アプリ『Evernote』との連携もできるらしくより記事を整理できるようです(僕は日経電子版の保存機能で十分活用できているので連携させていません)
③キーワード検索できる
日経新聞電子版ではキーワード検索が出来ます。例えば自分が働いている業界を検索すれば一覧でサックと検索が出来ます。紙面を読んでいたらどうしても必要な情報というのは見落としてしまうことがあるでしょう。このキーワード検索があることで過去の記事でもさかのぼって見ることができるんです。
④フォロー機能がある
日経新聞電子版にはフォロー機能もついています。フォロー機能とは自分の気になるであろうキーワードや企業名・業界を登録(フォロー)しておくことで自分のMyニュースとして自動収集して表示することができます。あなたが1番得たいと思っている情報だけがMyニュースとして表示されますので、かなり重宝できる機能です。
⑤紙面より早く情報が届く
日経新聞電子版のほうが情報が早く届きます。宅配される紙面よりも電子版の方が先に情報が更新されます。例えば夕刊であれば大体16時頃に自宅に届く前に電子版の方が夕刊の情報が先に更新されます。夕方に自宅にいない方であれば紙面が届く前にスマホでどこからでも最新の情報を得ることができるというわけですね。
また、緊急のニュースがあった場合には不定期に通知もきますので情報に乗り遅れることはありません。
⑥紙面なれした人に合ったサービスがある
日経新聞電子版には2つのアプリがあります。これはご存知の方は少ないでしょうか。いわゆる無料版の日経電子版をインストールされている方は多くいると思います。こちらについては横スクロールで見れるアプリです。
これとは別に『日本経済新聞紙面ビューアー』というアプリのがあります。
追加で料金が掛かることはありません。こちらのアプリはスマホの画面にそのまま日経新聞の紙面が表示されるアプリで、紙面と変わらずに購読をすることができます。ちなみにスマホの画面なので拡大しながら見ないと文字が見れないのが難点です。
日経新聞電子版のデメリット

①自分の気になる記事しか読まなくなる
日経新聞電子版の1番のデメリットは自分の気になる記事しか読まなくなるです。電子版では自分の気になる記事を検索したり、フォロー機能があるので自分が興味のある記事しか読まなくなってしまうことがあります。
日経新聞の記事一覧
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日経新聞の記事を大まかにざっくり分けるこのようになります。日経電子版だと記事をタップして見る仕様になっているので、どうしても自分の興味がない記事は飛ばしてしまいがちです。
ただ、新聞の基本的な読み方は『飛ばし読み』です。朝刊の文字数は約2万文字と言われており、新書2冊分に記事を匹敵します。全部の読んでいたら日が暮れます。
先ほど紹介をさせていただいた『紙面ビューアー』のアプリを使うことでデメリットの悩みは解決できます。
②月額で費用が掛かる
日経新聞電子版は紙面と同様で月額費用が掛かってしまうデメリットがあります。電子版のみの購読であれば月額費用は4,000円(2020年8月現在で税込4,227円)です。これは高いと思うのか安いと思うのかは価値観の違いがあるのでどちらともいえないですが僕自身は2年以上購読を続けているわけなので安いと思っています。
ちなみに紙面で朝夕刊を購読契約した場合は4,900円(税込)となっております。電子版より金額が高いです。配達があるからでしょうか。
当初は少し僕も高いとは思っていました。しかし、取引先やお客様、上司との何気ない会話のネタとして使える場面が多くあります。ネットニュースは基本的には新聞の引用記事がほとんどです。日経新聞という情報の『代替品』はありませんので定額金額には納得しています。
最後に
今回は日経電子版を購読しようか悩んでいる方、紙面の日経新聞から日経電子版に切り替えようと考えている方に記事を書きました。
紹介した通り、日経電子版にした方がメリットが大きいということです。どこでもいつでも読めるというのが最大のメリットでしたね。
実際に1ヶ月でも試しに入ってみて自分に必要のない情報であれば解約してしまってもよいですね。日経電子版と連携しているシャープ株式会社が運営している『COCORO BOOKS』では1ヶ月無料キャンペーンをやっているみたいなので試してみてはいかがでしょう。加入すれば電子書籍もポイントで読めるみたいなんですが、僕は電子書籍は読まないのであまり興味はありませんが・・・