大河ドラマ

大河ドラマ『麒麟がくる』のタイトルに込められた意味

麒麟とは中国の伝説の生き物です。

麒麟は平和な世に現れるという伝説の生き物。

しかし、人間の争いは無くならない。

果たして争いのない世は来るのか。

そんな問いかけを込めた意味のタイトルなんです。

 

明智光秀の生涯を描いたNHK大河ドラマ『麒麟がくる』が話題になっていますね。

ビデオリサーチ調べでは毎週の視聴率で毎回トップ3に入るほどです。

では、なぜ麒麟が来ると平和が訪れるのか?その点について今回は掘り下げて紹介していきたいと思います。

なぜ麒麟が来ると平和が訪れるのか?

正しくは平和のあるところに麒麟が来るというのが正解でしょう。

これは中国の古典から語り継がれていると考えられます。

古代中国で四霊しれいと呼ばれた空想上の動物がいます。

鳳凰ほうおう霊亀れいき応龍おうりゅう、そして麒麟きりんです。

・麒麟像

(引用:Wikipedia)

この麒麟の存在を日本に広く伝えたのは中国の古典礼記らいきでしょう。

中国の古典礼記とは

大学、論語、春秋などの書物とともに四書五経ししょごきょうに数えられていた礼記です。

四書五経ししょごきょうとは自らを磨くために読むべく教養書として代表となっている古典です。

これは戦国時代の武将にも広く親しまれ読まれていました。

作中で光秀が「麒麟の話を父がよく話していた」というセリフもあります。

この礼記の中に出てくる話が語り継がれてきたのでしょう。

その礼記の一文に

「王が礼を用い、和順を重んじて政治をするならば、万民は偽るところなく上に仕え鳳凰や麒麟が郊野に遊び、亀や龍が王宮の沼に浮かぶ」

という内容があります。

簡単にドラマの言葉を借りていえば、『仁のある国を作れば、人々は争いもなくなり麒麟が来る平和な世になる。』ということです。

 

今は麒麟が来てくれるような世の中でしょうか。

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