最近、古典について学んでいます。
そこで、論語について学んだことを記事にしていきたいと思います。
論語読みの論語知らずにならないように学んだ事をアウトプットしていきたいと思います。
今回は、論語と論語の考えの原点といわれる孔子という人物について考察していきます。
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論語とは?
論語の考えの原点 孔子という人物は?
論語とは?
論語は、孔子と弟子たちの会話をまとめた言行録(げんこうろく)です。
孔子の没後100年を経て弟子たちがまとめた論語は、約400年という歴史をかけて現在のような形になったと考えられています。
今でも、「一を聞いて十を知る」や「過ぎたるは及ばざるが如し」といったような言葉も論語が原点となっているんですね。
もちろん、孔子の弟子たちが正しく伝えようとして厳選している為、少なからず脚色はあると考えられていますが、だからこそ何百年もたった今でも読み継がれている本になっているんでしょうね。
論語の考えの原点 孔子という人物は?
紀元前552年、山東省の曲阜(きょくふ)近辺の村で孔子は生まれました。

※ウィキペディアより
山東省の曲阜は中国ですね。
性を孔、名を丘、普段は字の仲尼(ちゅうじ)と呼ばれていたそうです。
両親についての詳しい記述は論語には、無いですが孔子の母は巫女であったことから幼くして文字や儀礼や儀式などを習い、礼を身につけていったそうです。
そこで学問と礼という、孔子にとって主要な考えが生まれたんでしょうね。
論語の中に「十五にして学に志す」という言葉があるように、15才という若い年齢にして学問によって世に出る事を決めたんでしょう。
孔子が生まれた時代は諸国は対立し、各国でも下のものが上の物に取って代わる下克上が盛んで、秩序は乱れきっていました。
孔子は、このような状況をみて徳によって国を治める徳治政治を実現するために教えを説いていった方なんですね。
もちろん、そんな簡単に言葉で表現できるものでは、ないと思いますが・・・
孔子は74歳(紀元前479年)にして没したとされています。
その間に、徳を説き弟子たちが、その考えを論語として世に出したと言われています。
弟子は、3000人を超え、孔子は自身の理想を惜しみなく教えたとされています。
その考えは、没しても弟子に受け継がれ、大きな影響を与えたからこそ2500年後の現在に至るまで論語として思想が受け継がれているんでしょう。
最後に
今回は論語と孔子について考察されていただきました。
論語は、2500年も前に孔子という人物が理想の考えを説いた事が弟子たちによって世に出たものなんですね。
解釈や、誤りがあればコメントよろしくお願いしますm(_ _)m


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