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いなくなれ群青 ネタバレ あらすじ考察 原作

いなくなれ群青 ネタバレ 考察 原作

※ネタバレを含みます。

この物語はどうしようもなく、彼女に出会った時から始まるー。

シリーズ累計85万部の青春ミステリー小説階段島シリーズ

実写映画化も決定されましたね。

 

いなくなれ、群青のシリーズまとめも書いています。

 

タイトル・著者

いなくなれ、群青

河野裕 氏著

 

1119日午前642分、僕は彼女に再会した。

誰よりも真っ直ぐで、正しく、凛々しい少女、真辺由宇。

あるはずのない出会いは、安定していた僕の高校生活を一変させる。

奇妙な島。連続落書き事件。そこに秘められた謎・・・・

僕はどうして、ここにいるのか、彼女はなせ、ここに来たのか・

やがて明かされる真相は、僕らの青春に残酷な現実を突きつける。

階段島シリーズ、開幕。

・いなくなれ、群青 裏カバー文章引用

どんなストーリー?

階段島の高校に通う1年生の主人公七草(ななくさ)がヒロイン真辺由宇と階段島というミステリーに挑んでいくというストーリーです。

主な登場人物

七草(ななくさ)主人公

柏原第二高等学校、1年生。学生寮・三月荘で暮らす。物事を悲観的に捉える。

真辺 由宇(まなべゆう)ヒロイン

純粋で、まっすぐな少女。弱きを助ける正義の味方。階段島で七草と再会する。

七草と真辺は幼馴染の関係だった。

そもそも階段島とは

人口2000人程度の謎だらけの島。

ここは捨てられた人たちが集まり、誰も来た理由を知らない。

七草は、先に階段島に来ており平凡な生活を送っていたが突然、真辺と再会する。

失くしたものを見つける事ができれば現実に戻れる噂。

目次

ひとつだけ許せないこと

ピストル星

手を振る姿はみられたくない

ひとつだけ許せないこと

七草は、感傷的な夢を見て目を覚ます。

深夜に海岸を散歩している時に「七草」と呼ばれ顔を上げると目の前には幼馴染の真辺が立っていた。

彼女は3ヶ月くらい前の記憶がなく、七草はここは捨てられた人たちが集まる階段島という場所だと説明をする。

階段島は何不自由ない生活を送れるシステムが確立されており、七草に連れられて真辺も高校に通い、学生寮に住む生活を送ることになる。

高校生活では同じクラスの同級生 佐々岡・堀・水谷と出会う(佐々岡は男性)

生活を送るうちに、システムを確立しているの魔女という存在に気付き始める。

(スマホも使えるけど、グーグルマップに載っていないとか。アマゾンでネット注文した商品が届くとか。現代っぽい)

そんな中、2人は1人の少年相原大地に会う。そう、小学2年生の少年相原大地も捨てられた町に来たのだ。

誰が、こんな小さい子を捨てたのか感情が高まる、真辺。

大地は、七草の学生寮に一緒に住むことになったが。

ピストル星

階段島で連続落書き事件が発生した。

落書きは街から学校へと続く階段でデフォルトされた星と拳銃を重ね合わせた決してうまい絵ではない。

ただ、簡単な文章が添えられていた。

最初の落書きは「魔女はこの島に過去ばかりを閉じ込めた。未来はどこにある」

次の落書きは「君たちは鏡の中にいる。君たちはなんだ?」

犯人は見つからないまま、普段通りの高校生活を送り配達員や電気管理の職業についている人たちと出会う。

そもそも、なぜそんな職業に就いているのか?人々は魔女に職業や役割を与えられていたのだ(手紙や電話などで。給料も振り込まれるみたい)

なんと、落書きを描いた張本人は主人公の七草本人だったのだ。

最後にピストルと星のイラストを描き「失くしたものはすぐ近くにある。失くしたものとはなんだ?」

主人公が落書きを描いた理由は次に進みます。

手を振る姿はみられたくない

階段島に捨てられた人たちは自分自身で自分を捨てていたのだ。

性格の問題やコンプレックスの自分のダメな部分を捨てられる島だったのだ。

主人公の七草は、それを気付いていて受け入れていた。

ただ、真辺がこの街に来た(自分自身を捨てた)事に納得ができなかった。

真辺を現実の世界に戻すために、落書きを使って七草は魔女を脅迫したのだ。

落書きの真意は、失くしたものはすぐ近くにある。

そう、失くしたのは自分自身だったのだ。

きっと3ヶ月前に現実世界で七草と真辺は再会していたのだ。

だから、お互いの矛盾している感情を階段島に閉じ込めたのだ。

七草の悲観主義な感情、真辺の理想主義的な感情。お互いに矛盾している感情。

七草と真辺は現実世界で会った事で、お互いが尊敬していた感情を自分自身のコンプレックスだと感じて階段島に捨てるなんて切ない感じですね。

簡単な理由で、階段島で再会した時に真辺が着ていたセーラー服は、現実世界で七草が通っていた高校の制服だったからだ。

会った直前から七草は分かっていたのかもしれませんね。

大地は現実世界で母親の事を愛したい為に、母親が嫌いな自分自身の感情を捨てたんでしょうね。

現実で世界に戻る為には、魔女が住むと言われる島の頂上に階段で登らなければいけない。

七草は真辺を現実世界に戻そうとした。

しかし、真辺は今のままの二人がうまくやっていけないことはない。それを証明するから、その手伝いをしてくれ(=自分と一緒に居てくれ)と七草に頼んだ。

七草は真辺が差し出した手を掴み、その頼みを受け入れた。

階段島で真辺と共に生きていくことを選んだのだ。

次巻に続く

その白さえ嘘だとしてもネタバレ 記事も書いています。

 

ネタバレ・最後に

階段島は、コンプレックスや感情を自分自身が捨てた人が集まる島でした。

七草と真辺は現実世界で会った事で、お互いが尊敬していた感情を自分自身のコンプレックスだと感じて階段島に捨てるなんて切ない感じですね。

シリーズは全て読んでいないので、伏線などあると思いますので個人の感想程度で読んでいただけたらと思います。

横浜流星 主演映画 「いなくなれ、群青」は結局どうだったのか?

いなくなれ、群青のシリーズまとめも書いています。