ビジネス書・自己啓発本

【要約・書評】世界一やさしい問題解決の授業 渡辺健介

世界一やさしい問題解決の授業とは、世界最高峰のコンサルティング会社マッキンゼーで学んだ問題解決の考え方を中高生にもわかるように解説しています。ただ、この本はビジネスパーソンでも本当に役に立つ内容になっています。
学校では教えてくれなかった考える力のトレーニングとして問題解決のコツが書かれてます。

そもそも考える力を身につける理由とは

本書で紹介されている考え抜く技術と考えぬき、実行する癖を身につければ、日常生活で直面するさまざまな問題を解決できるようになります。
そして、自分自身の才能と情熱が許す限り、夢を実現する可能性を最大限まで高める事ができると言われています。

こんなアナタへおすすめの本

①難しい本は苦手

②行動したいけど、どうしたら良いか分からない

③色々と目標を立てるけど、すぐ挫折してしまう

 

要約・ポイント

問題解決に必要な考え方を3部構成で分かりやすく説明

大きな問題も難しい問題も小さく分けると、問題が見えてくる

具体的な目標を立てて達成する方法がわかる

問題解決に必要な考え方を3部構成で分かりやすく説明

1部目では、自分で問題解決ができる人と、それはどのような人なのか、問題解決の流れはどのようなものなのか説明をしてくれます。

2部目では、中学生バンド【キノコラバーズ】がより多くの人にコンサートに来てもらうためにはどうすれば良いかを、問題解決の手法を使って解く例を紹介しています。

3部目では、映画監督を夢見る【タローくん】が、夢を達成するために、まずパソコンを買う事を決意します。パソコンを買うために具体的な目標を立て、達成する方法を考え出す例を紹介しています。

1部目 問題解決能力を身につけましょう

自分で考え、行動する事の大事さが書かれています。問題解決能力とは、生まれ持った才能ではなく、癖だと言っています。すなわち考える癖をつけるためのコツを身につければ良いのです。この癖が身につけば、勉強や将来の悩みを解決するとか、環境問題や大きな社会の問題も解けるようになります。だから、早く癖を身につけた方が良いというわけです。

この癖を身につけた人こそ【問題解決キッズ】といい、失敗からも学び取りどんどん進化していくというわけです。

問題解決キッズの特徴

常に具体的な目標を持っている。

姿勢が前向き

具体的な解決策を見つけて、すぐに実行に移す

進み具合をチェックして、毎回何かを学んで進化していく

このような【問題解決キッズ】になる為の癖をつけていきましょうという事です。

それ以外に3つのタイプの人がいます。その人たちとアナタも当てはまるところがあれば要注意という事です。行動も考える事もしない人、考えるが行動しない人、考えずに行動だけする人の3つのタイプです。

こんな人になるのはやめよう

①どうせどうせ子ちゃん

どうせどうせと周りの責任にする

すぐにあきらめる

人の目を気にして、失敗をおそれて行動できない

②評論家くん

口ばっか達者です

問題はそこにあるか批判したりする

言いっぱなしで自分では何もやらない

③気合いでゴー

何も考えずに行動だけしてしまう。

何でも精神論で片付ける

先輩や上司のいう通りにしていれば大丈夫

そもそも問題解決って?

問題解決は「現状を正確に理解し」「問題の原因を見極め」「効果的な打ち手まで考え抜き」「実行する」ことの4つの分かれます。

問題解決の流れ

①現状の理解

②原因の特定

③打ち手の決定

④実行

この4つを以外に無視して実行をしてしまう事が意外と多いです。まずは現状の問題点を理解して原因の特定を行うという事です。例えば、数学のテストの成績が悪くなったとします。そこでただ悪いから「勉強時間を増やそう!」というのは安易ですね。そこで、なぜテストの成績が悪いのかの原因を特定して問題解決をしようというわけです。その原因を特定する為に分解をしていこうという事です。そこで本書では分解の木というツールが使われています。

分解の木については本書で詳しく紹介されています。

 

2部目 問題の原因を見極めて打ち手を考える

問題はどこにあるのか原因を考えて解決する為の打ち手・方法について分かりやすく書かれています。

問題に直面した時は、一旦冷静になってから問題のもとは何なのかを考えてみましょう。問題の本質を見極めることができれば、必ず壁を打ち破れる方法も考え出せます。

本書では中学生バンドチーム【キノコラバーズ】がライブにお客さんを呼ぶ為に仮説を立てて実行するという例が紹介されています。

原因を見極める

・原因としてありえるものを洗い出す

・原因の仮説を立てる

・どんな分析をするか考え、情報を集める

・分析する

打ち手を考える

・打ち手のアイディアを幅広く洗い出す

・最適な打ち手を選択する

・実行プランを作成する

中学生バンド【キノコラバーズ】がコンサートを開催したが思ったよりも客足が少なかった。その為、なぜお客は来ないのか?分解をして問題を見極める事と問題を見極めた後に、その打ち手はどうするかの仮説を立てる事が紹介されています。

3部目 目標を設定し、選択する方法を決める

ひとつの大きな夢を成し遂げるには、長期的な目標と短期的な目標を同時に立てていく事が大事だと言われています。ここでは、アニメ映画監督になる事を夢見る【タローくん】がパソコンを手に入れるまでのストーリーが紹介されています。

目標達成までの手順

①目標を設定する

②目標とギャップを明確にする

③仮説を立てる

・選択肢を幅広く洗い出す

・選択肢を絞り込んで仮説を立てる

④仮説が正しいかチェックする

・仮説に沿って情報を集める

・データを分析し、チェックする

目標を達成する為に、まず目標を明確にしていきましょう。今回の【たろーくん】のパソコンを買いたいというフワフワした目標ではなく、半年までに60,000円のパソコンを購入しようという具体的な目標を立てようという事です。そのあとに、上記の方法で目標を達成するまでの手段が紹介されています。

書評・感想

ページ数が117ページで少ないのですがポイントが整理されており、とても分かりやすかったです。何故かは中学生でもわかるように書かれており、具体的な例から問題解決に必要なことが書かれていたので本当に分かりやすかったです。実はこの考え方は論理的思考といわれるロジカルシンキングの問題解決方法を紹介しているんです。ロジカルシンキングの考え方を掘り下げているこちらの本もおすすめです。

 

ぜひ、興味を持たれた方はぜひ本書を手にとってみてはいかがでしょうか。

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