書評

『あえて数字からおりる働き方』書評 誰かにとっての何者かになろう!

今回、紹介したい本は尾原和啓さん『あえて数字からおりる働き方』です。

この本は個人が繋がっていける時代に生き抜いていく為の戦略が書かれていました。

数字を求めてしまうという事は『量』であり、これからの時代は『質』がもっと大事になっていくということでしょう。

あえて数字からおりる働き方 書評

ネットですべて完結する時代の新しい勝ち方
いつか何者かになりたいと思っているすべての人と
自分は何者にもなれないと思っているすべての人へ
変化できない中で錆びてしまうことに不安に思っている人へ
まずあなたが、誰かにとっての何者かになることからはじめてみよう。

・会社に頼らず食べていける人になりたい、今のままでいたくない人は、まず「GIVE」からはじめよう
「いつか今の会社を辞めよう」「会社の仕事以外に何か始めたい」と思っている方も多いのではないかと思います。本書は、マッキンゼーやグーグルなど12の会社に勤めた経験もある著者に、社外でも、もちろん社内でも、自分らしくキャリアを積んでいく方法を伝授してもらいました。
結局「個人」として仕事を広げていくには、「数」ではなく「信頼」が大事。消耗せず、自分の価値を高めながら仕事を広げていく新しいキャリアづくりの方法を紹介します。

・オンラインでの「自分の価値」のつくり方
とはいえ、「肩書がないなかでどうやって自分の立ち位置を見つけいけばよいのか」など、戸惑う方もいると思います。
本書ではオンライン上での人間関係のつくり方や、成長の仕方など、ウェブを利用してリアルでもウェブ上でもうまく人間関係をつくっていく秘訣も紹介。
著者ならではの方法は確実に役に立ちます。

・SHOWROOM株式会社 前田裕二さんとの対談も収録

出版社より引用

著者のプロフィール

著者の尾原和啓(おばら かずひろ)さんは1970年生まれ。

京都大学大学院工学研究科応用人工知能議論座修了。マッキンゼー・アンド・カンパニーにてキャリアをスタートし、NTTドコモのiモード事業立ち上げを支援したり、リクルート、ケイ・ラボラリー、Google、楽天の事業計画、等志、新規事業に従事。

多彩なキャリアをお持ちの方ですね。様々な企業に歴任された方だからでこそ、今の時代にどんな場所でも活かせる方法が書かれていました。

本書以外にも多数の本を出版されています。ITビジネスの根本を説いた『IT ビジネスの原理』などがあります。

本の概要

『いつか何者かになりたい』と思っている方へ。自分の将来はどうなるのか?今の自分で良いのか?と不安を抱えている方は多くいると思います。まずは、不安だろうが誰かにとっての何者かになる事が大事だという事だといっています。

誰かにとっての何者かになることにより個人と個人が繋がれる時代に必要な価値を得られるということです。具体的には自分本位でなく相手本位、相手の立場に立って行動をしていく。行動とは相手にGIVE与える事です。相手に『ありがとう』と感謝される行動をしていきましょうという事です。それは積み重ねる事で自分自身に『価値』が生まれる。自分の価値は自分が決めるのではなく人からみて決まるという事です。

相手にGIVEを与える事で結果として自分自身の価値が生まれ、価値が大きくなり結果として自分は『何者か』になっていくという事でしょう。

もはや肩書きや今までの経験では生き抜いていくのが厳しくなり『個』として働く時代だからこそ助け合い(互助・共助)の大事さを気づかせてくれます。

互助・共助についての具体例や詳しい説明については本書に書かれていますので興味のある方はぜひ読んでみてはいかがでしょう。

読んだ感想

メモの魔力で有名なSHOWROOM株式会社 前田裕二社長との対談収録もしているので、こちらもおすすめな内容でした。

夢を見つけられない人たちは今の時代にたくさんいるけれども無理に見つける必要はない。ここで夢とは『Will』と言っていて、この『Will』を見つけられてなくても、まずは自分のやらなければいけない事『must』と出来る事・得意な事『can』を育てていこうという内容が書かれていました。

自分のやるべき事と出来る事をたくさん増やしていく事で結果として気づいたら『夢』が見つかった!という事でしょうか。

この前田さんのいう『must』やらなければいけない事というのは、自分が思っているものではなくてあくまでも『相手』から見た観点だと思います。自分の役割というべきでしょうか。自分の役割、求められている事は自分目線でなく周り目線ですよね。これは尾原さんのいう様に『相手の立場からみてgiveを与えていく』というのと同じ事なんだな。と感じました。

また、尾原さんが歴任されたGoogleでは『人を疑う事こそ無駄なコスト』という言葉があるようです。信頼すると決めた人には任せて、そしてGIVEを与えていく。助け合い協力する事で成果を上げていくという事でしょう。日本人は特に信頼する事が苦手だと言っており、確かに自分自身も『本当に大丈夫なの?』と疑ってしまう癖があるので今後は『ノールックパス』で信頼すると決めた人には全て任せてGIVEしていこうと思えました!

タイトルの『あえて数字からおりる働き方』とある通り、数字とは『量』でしかないと思います。例えばフォロワーを増やそうとか、いかに『いいね!』の数を増やそうとか。売上・利益を上げる。来店客数を増やすとかも数字ですよね。その『量』という数字だけでなく1つ1つの『質』を高める事が今の時代に本当に大事なんだな。と思わせてくれる本でした。

 

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